女性同士の切ない恋愛… 新鋭・日比遊一監督初の劇映画「ブルー・バタフライ」予告披露
2017年9月29日 11:00

[映画.com ニュース] 故高倉健さんの姿に迫ったドキュメンタリー「健さん」を手がけたことで知られる、日比遊一監督による初の劇映画「ブルー・バタフライ」の日本版予告が、このほど披露された。荒れた生活を送る女性ヤズが、ある女性との恋愛に救いを求める姿が、モノクロとカラーを織り交ぜながら映し出されている。
「健さん」では、第40回モントリオール世界映画祭ワールド・ドキュメンタリー部門の最優秀作品賞、第26回日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞に輝いた日比監督。故デニス・ホッパーさんや写真界の巨匠ロバート・フランクらに認められ、ニューヨークを拠点に活躍する写真家としての顔も持つ新鋭監督だ。
今作は、日比監督が実話に着想を得て映画化。社会の底辺でもがき苦しむ主人公たちを通し、舞台となるアメリカの現実を描き出した。義父から性的暴行を受けて育った主人公の女性・ヤズは、本来の柔和な性格が一変し、心優しい義兄マニーを利用しながら酒やドラッグに身を任せる荒んだ生活を送っていた。マニーはヤズを守るために犯した罪で仮釈放の身だが、困った時に頼ってくる義妹をなんとか支えようと必死だ。やがて息子を亡くした保護観察官ブレナーがマニーを立ち直らせようとするが、ヤズの荒れ狂った行動はさらにエスカレートしていく。
ヤズを演じたのは、Huluの人気シリーズ「East Los High」で知られるトレイシー・ペレス。3カ月で体重を20キロ落とす役づくりを経て撮影に臨んだ。スタッフも充実の陣容で、米映画雑誌「VARIETY」で「注目すべき10人のDP(撮影監督)」と紹介された谷田ヤス、吉田大八監督作「美しい星」の音楽を手がけた渡辺琢磨らが参加している。
「ブルー・バタフライ」は、12月2日から東京・新宿K's cinemaほか全国順次公開。
(C)ZZYZX STUDIO
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ