山田涼介、西田敏行のサプライズレターに涙ぽろぽろ「これはズルい」
2017年9月23日 13:37

[映画.com ニュース] 「Hey! Say! JUMP」の山田涼介と西田敏行が初共演を果たし、東野圭吾氏のベストセラー小説を映画化した「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が9月23日、全国343館で封切り。東京・丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶には、山田と西田をはじめ、共演の村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦、メガホンをとった廣木隆一監督が出席。「この作品はものすごいパワーを持っている」と説明した山田は「この映画の良さ、感情や気持ちが人から人へ伝わっていって“ナミヤ旋風”が起こるんじゃないかと思っています」と自信をにじませていた。
全世界の累計発行部数が900万部を突破した人気小説を「娚(おとこ)の一生」「PとJK」の廣木監督が映像化。2012年に生き、世をすねて現実に背を向ける若者・敦也(山田)と、1980年に生き、悩み相談を請け負う雑貨店の店主・浪矢雄治(西田)が、時空を超えて手紙でつながる奇跡の一夜を描く。
本作の重要なキーアイテム「手紙」にまつわるエピソードを披露することになったキャスト陣。「ジャニーズに入った頃に埋めたタイムカプセルを掘り起こした」という山田が、「自分宛ての手紙には『デビューして、東京ドームでライブ。そして両親に白い家を買っている』と書いてあったんです。とりあえずドームは叶ったので、あとは白い家だなと(笑)」と語ると、門脇は思春期の思い出を披露した。「母親に対して素直に心情を吐露できない時期、毎晩手紙のやり取りをしていましたね。今読み返してみると面白くて。やり取りしていてよかったなと思います」と語っていた。
この日は、全国から作品への思いなどが込められた手紙が紹介された後、さらに西田が“座長”として作品をけん引した山田への思いをつづった“サプライズレター”を読み上げることに。「アイドルである自分と、俳優である自分に悩んだことがあるのではないかと思っていました。でも、この現場での佇まい、完成作を見て、それは急に終わりました。ちゃんと役に入り込んでいるし、仮にセリフがなくても表情でしっかりと語っている。山田君、あなたは俳優として堂々とスクリーンに存在しています」「この先、壁や障害にぶつかったり、人から色々なことを言われることもあるはず。でも、これまで同じように心折れることなく、どうか前を向いてください。大丈夫! あなたの未来は明るい。私は確信しています」と静かな語り口でエールを送っていた。
唇をギュッと噛み締めて涙をこらえ、西田の声に耳を傾けていた山田。やがて司会者から感想を求められると「なんでこんなにわかるんだろうなあ……」と一気に涙腺が崩壊。「僕、山田君好きですね。いい奴ですよ。『Hey! Say! JUMP』も頑張ってね」と西田から言葉を投げかけられると、「これはズルいですね」と涙をぽろぽろとこぼしながら「同じシーンがなかったのに、心の中を全部読まれているような内容だったので、グッときてしまいました。またいつか“同じ映像”でご一緒出来る日がくるといいなとおっしゃってくださったので、常に精進して、頑張っていきたいと思います」と再共演を固く誓っていた。
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