閲覧注意! ネズミの大群を投入した幻の動物パニック映画「ウイラード」名演動画公開
2017年9月22日 23:00
[映画.com ニュース]小動物の集団異変による恐怖を描いた映画「ウイラード」(1971)と、その続編「ベン」(73)が初めてDVD&ブルーレイ化されたことを記念し、特別動画“ネズミの名演集”が披露された。映像では、しつけの難しいネズミが名演を見せる模様をとらえている。
公開当時、アルフレッド・ヒッチコック監督作「鳥」をしのぐ作品だと喧伝され、72年正月映画の話題を独占した「ウイラード」。これまで複雑な権利関係の問題からソフト化されることはなく、長らく“幻の動物パニック映画”とされてきたが、9月13日に続編「ベン」とあわせてDVD&ブルーレイが発売された。陰気な青年ウイラードが、数100匹のネズミをけしかけて人間を襲わせる異色作品だ。
主演ブルース・デイビソン(ウイラード役)のオーディオコメンタリーによると、ネズミとのほとんどのシーンは30~40テイクを要し、特別動画にも収められている「ネズミが板づたいに駆け降りる場面」は撮影に丸1日かかったという。さらにネズミが大挙して押し寄せるラストは、実際に500~600匹が放たれ、現場は壮絶な様相を呈した。
思い通りに動かず撮影が進まないことも多かったが、ネズミの大好物であるピーナツバターが打開策になった。演者は体中にピーナツバターを塗りたくり、ネズミを誘導していたという。ちなみにデイビソンは、映画撮影後に「女性とキスできなかった」と告白もしている。
「ウイラード」の大ヒットを受け即座に製作された続編「ベン」では、前作を遥かに凌ぐ2000匹のネズミを投入。調教にはピーナツバターを使用しており、同じく襲われる演者は体中に塗りまくっていたそうだ。また、主題歌はマイケル・ジャクソンによる「ベンのテーマ」。第30回ゴールデングローブ賞の最優秀主題歌賞に輝いている。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー