曽利文彦監督&山田涼介「鋼の錬金術師」で得た、大いなる手応え
2017年9月20日 12:00

[映画.com ニュース] 荒川弘氏の人気漫画を「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化する「鋼の錬金術師」が、12月1日から全国で公開される。約1年間に及ぶVFX処理などのポストプロダクションも、いよいよ大詰め。劇中カットやポスターが公開され始めているが、映画.comでは昨夏、都内のスタジオで行われていた撮影現場を取材。メガホンをとった曽利文彦監督と山田が、今作にかける思いとともに手応えのほどを語った。
全世界シリーズ累計発行部数7000万部を突破した同名コミックが原作。物質を変化させる“錬金術”が中心の世界を舞台に、失った母親を生き返らせるため人体練成の禁忌を犯したエド&アル兄弟が、絶大な力を秘めた賢者の石を求めて旅する姿を描く。
「タイタニック(1997)」にCGアニメーターとして参加したキャリアを持つ曽利監督は、イタリアで敢行したロケについて「『鋼の錬金術師』の世界観が求めていた、背景という質感みたいなものが手に入った」という。さらに、「この衣装を着て日本で撮影した場合、浮き上がってしまうんじゃないかと心配していましたが、イタリアの古い町並みの背景にエドが立った瞬間、映画の方向性がバチっと決まったなと。導入部としてはやりやすかった」と語る。
アニメではなく、実写映画として見せる上でのこだわりに関しては「アクションもあるが、ストーリーがエモーショナルということもあるので、感情表現の触れ幅が大きい作品。原作が素晴らしいし、アニメーションで表現できることもありますが、生身の人間の感情表現は他のメディア以上の表現力を持っている。だから、山田くんのパフォーマンス、エモーショナルな部分を引っ張っていく演技、そこが一番も見どころだと思っているし、自信もあります」と胸中を吐露した。
一方の山田は、「大好きな漫画だったので実写化できるのかな? という疑問と、エドという人気のあるキャラクターを、自分自身、演じ切れるかなという不安はあった」という。それでも、「アルがフルCGなのですが、そのテスト動画を見させて頂いた時に『これは大丈夫だ、実写化できるぞ』と思ったので、あとは自分がエドという役に徹するだけだと思いました」と話す。また、曽利監督をはじめとするスタッフにも触れ、「原作の世界観をすごく大事にしているので、ファンのことも考えて作っています。自分自身、すごく思い入れの強い作品ですので、自分にとっての代表作になればいいなと思っています」と真摯な眼差(まなざ)しを報道陣に向けた。
「Hey! Say! JUMP」のメンバーの反応を聞かれると、「イタリアロケの時にずっと写真を撮っていて、その写真を『イタリアで頑張っています』とメールで送ったら、全員予想以上に衣装のクオリティが高いことをこと細かに言ってくれたので、嬉しかったですね」と明かす。そして、メンバーの有岡大貴からは「羨ましいな、おまえチビで良かったな」と言われたそうで、「本当にチビで良かったなと思っています(笑)。自信がある作品ですので、メンバーだけでなく、原作ファンの方、『鋼の錬金術師』をこの映画で知る方にも楽しみにしてもらえればいいなと思っています」とほほ笑んでみせた。
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