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斎藤工&高橋一生の登場に観客悲鳴!第10回したコメ開幕に小松政夫、萩本欽一ら結集

2017年9月16日 15:12

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人力車で登場した斎藤工&高橋一生
人力車で登場した斎藤工&高橋一生

[映画.com ニュース] 東京・台東区の浅草と上野をメイン会場に、国内外のコメディ映画を特集上映する「第10回したまちコメディ映画祭in台東」(通称したコメ)が9月16日に開幕し、浅草公会堂でオープニングイベントが行われた。同所前のオレンジ通りにレッドカーペットが敷かれ、多彩なゲストが人力車に乗って結集した。

同映画祭の開幕日は毎年晴天に恵まれていたが、第10回の節目は厚い雲が覆う生憎の空模様。小雨が降る時間帯があったものの、総合プロデューサー・いとうせいこうは「今年もなんとか(天気が)もっています!」と喜んだ。

blank13」で長編映画監督デビューを果たした斎藤工(監督時の名義は齊藤工)と、主演した高橋一生の登場には、沿道の見物客から大歓声が上がる。2人が観客とハイタッチを交わすと、悲鳴に近い声援があたりを包み込んだ。その後も共演の神野三鈴金子ノブアキとともにサインや写真撮影に応じるなど、ファンサービスに徹しイベントを盛り上げた。

コメディ栄誉賞を受賞した小松政夫は、いとうに対し「どんどん(規模が)大きくなっている。あんたはエライ! ようやる、ようやる、ようやるゼリー!」とおなじみのギャグを連発。ドキュメンタリー「We Love Television?」が上映される萩本欽一は、「映画祭だから、久しぶりにタキシードを着てきましたが、よく見ると誰もタキシードを着ていない」と苦笑い。監督を務めた土屋敏男から「萩本さんはこの映画を見ていないんです」とバラされると、萩本は「おそろしくて見れない。見たくもないし、なるべく見ないでほしい(笑)。自分が知らないで、作られた映画だから」と頭を掻いた。

公会堂内に場所を移したセレモニーでも、映画コメンテーターのLiLiCoが高橋を触ろうとしたり、萩本らが齊藤監督の服装を「ハリー・ポッター」といじるなど和やかな雰囲気に。自作がオープニング上映される齊藤監督は「大先輩方の上がるステージに、自分の作品で、こんな素晴らしいキャスト、音楽の金子くんたちと戻ってくることが出来て嬉しい」と感慨深げに挨拶した。そして、いとうが開会を宣言すると、万雷の拍手が送られていた。

登場したゲストは、たいとう観光大使・したコメ応援人の友吉鶴心、ロケット団、昭和こいる、「男おばさん」の軽部真一アナと笠井信輔アナ、メインビジュアルを手がけた漫画家・いがらしみきお氏、「野良スコ」の内山勇士監督とコタロー、「ヨスの夜の海」のチョン・ヒョンソク監督ら。なお、いがらし氏といとうは、今回の映画祭を通じて遠縁の親戚であることが発覚したという。第10回したまちコメディ映画祭in台東は、9月18日まで開催。

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