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坂本龍一ドキュメンタリー、“自然の音”を探求する姿とらえたポスター&場面写真公開

2017年9月12日 09:00

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「Ryuichi Sakamoto: CODA」 ポスタービジュアル
「Ryuichi Sakamoto: CODA」 ポスタービジュアル
(C)2017 SKMTDOC, LLC

[映画.com ニュース] 日本を代表する音楽家・坂本龍一を追ったドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto: CODA」のポスタービジュアルと場面写真が公開された。雨の音を録るためにバケツを被った坂本の姿など、“自然の音”を探求する独創的な製作風景を切り取っている。

1952年に東京・中野で生まれた坂本は、70年代後半に音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の一員として国内外で高い評価を得た。同グループ解散後、映画音楽家として「ラストエンペラー」の楽曲を手がけ、第60回アカデミー賞作曲賞を受賞。近年は山田洋次監督作「母と暮せば」、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作「レヴェナント 蘇えりし者」、李相日監督作「怒り」などに参加したことも記憶に新しい。

12年から5年間にわたり密着取材を行った本作は、YMO時代をはじめ、01年9月11日に米ニューヨークで起こった同時多発テロ、11年3月11日の東日本大震災を受けての活動、14年7月の中咽頭ガン罹患の公表などを振り返りながら、坂本の音楽的探求と変遷を真正面からとらえた。今年3月に発売される約8年ぶりのオリジナルアルバムの制作現場にも密着し、坂本の“過去の旅路”が、現在の作曲プロセスと交差していく様子を映し出す。

さらに、9月16日から前売り券の発売がスタート。価格は1400円(税込み)で、劇場窓口か「メイジャーオンライン」で購入すると、非売品オリジナルトートバックがプレゼントされる(数量限定)。第74回べネチア映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品、ワールドプレミア上映された「Ryuichi Sakamoto: CODA」は、11月4日から東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。

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