レディー・ガガ、音楽業を無期限休業へ
2017年9月12日 04:00

[映画.com ニュース] 米人気歌手・女優のレディー・ガガが、音楽活動を無期限で休止することを発表した。米メディアが一斉に報じている。
9月7日(現地時間)にカナダで開幕した第42回トロント国際映画祭で、Netflix製作によるドキュメンタリー映画「レディー・ガガ:Five Foot Two」がプレミア上映される際し、会見に臨んだガガは、「しばらく休みをとるわ」と突然の休業宣言。期間はわからないとした上で、「創作活動を全面的にストップするというわけではないにしろ、今後しばらくはペースを落として、自分を癒すつもり。それってとても大事なことだと思うの」と語った。
ガガはまた、今年2月に行われた「スーパーボウル」ハーフタイムショーへの出演と同ドキュメンタリー映画の完成が、自身のキャリアにおける節目となったことを挙げ、「この10年間で私が成し遂げてきたことを最良の形で残すためにも、ちょうどいいタイミングだと思った」と理由を述べた。
「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」のクリス・モーカーベル監督が、「アートポップ」のリリース直後からニューアルバム「ジョアン」完成までの約1年間にわたりガガに密着。世界的ポップアイコンの実像に迫る同ドキュメンタリーには、2013年のコンサートツアー中に負った臀部のケガが原因で、いまだ慢性的な痛みに苦しむ姿も収められている。
会見でこの件について聞かれたガガは、「耐えられないというほどではないけど、正直きつい」と涙ながらに告白。「でも、事実を明かせたことでスッキリした部分もあるし、映画を見たファンの人たちが、痛みを抱えているのは自分だけじゃないと感じてくれたら嬉しい」と付け加えた。
「レディー・ガガ:Five Foot Two」は、Netflixで9月22日から全世界同時配信される。
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