「最後のジェダイ」ライアン・ジョンソン監督、ジョセフ・ゴードン=レビットの参加を暴露!
2017年9月11日 20:52
[映画.com ニュース]大ヒットSFシリーズ最新作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のファンミーティングイベントが9月11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、来日したライアン・ジョンソン監督、ゲストの尾上松也、河北麻友子が出席。大きな拍手で迎えられたジョンソン監督は「完成は間近。ロスに戻って数日作業をすれば終わり」と作品の進捗状況を明かし、報道陣やファンから飛び出した様々な質問に応えていた。
「どんな“衝撃”が待ち受けるのか?」といった物語の核心をついた問いかけには「それを言ってしまったらサプライズではなくなるよ(笑)。でも、ショックを感じる要素や、思わず息を呑む瞬間はある」とはぐらかしていたジョンソン監督。だが、記者から初情報の解禁を懇願されると、悩みぬいた末、自身の監督作「LOOPER ルーパー」に出演していた盟友ジョセフ・ゴードン=レビットの参加を暴露した。「あるエイリアンの声でカメオ出演をしているんだ。ほんの一瞬だけど、よく聞けば彼の声をキャッチできるはずだよ」という発言にファンは騒然。やがて、プロデューサーの方をチラリと見て「(暴露してしまったことに対して)皆のために罰を甘んじて受けるよ(笑)」とジョークを飛ばし、場内を沸かせていた。
歌舞伎界きっての「スター・ウォーズ」マニアでもある尾上は「(子ども時代に)ライトセーバーに魅了された」と告白すると「『スター・ウォーズ』シリーズに関われるのは夢のようだと思いますが、ひとりのファンとしてその裏側を知りたくないという思いはありましたか?」とジョンソン監督に言葉を投げかけた。「最初は心配したんです。自分にとって『スター・ウォーズ』はマジカルなものだから」と切り返したジョンソン監督だったが、撮影を通じて「より“スター・ウォーズ愛”が深まり、そして非常に楽しくなった。約4年間、製作に関わり、ようやく最後の部分に差し掛かっていますが、『スター・ウォーズ』の物語に強いつながりを持てた」と思いの丈を述べていた。
そして、ファンの質問を受けて、2016年12月に亡くなったキャリー・フィッシャーさんとの思い出を振り返ったジョンソン監督。フィッシャーさんと出合えたことは「(本作における)全ての体験のなかでのハイライト」と言い表すと「彼女がもうこの世にいないということは本当に悲しい。少しでも時間を共有できたことを感謝しています」と胸中を吐露。最後に会話を交わしたのはフィッシャーさんの60歳の誕生日だったことを明かし「(劇中で)彼女は美しいパフォーマンスを見せてくれました。彼女に『さようなら』と声をかけられなかったファンにとって、本作は意味深い体験になると思います」と語っていた。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」は、12月15日公開。
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