チャン・チェン×SABU監督のベルリン映画祭出品作が12月公開!共演は劇団EXILE・青柳翔
2017年9月7日 12:00

[映画.com ニュース] チャン・チェンが主演し、SABUが監督・脚本を手掛けた第67回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作「Mr. Long(原題)」が、「ミスター・ロン」の邦題で12月から日本公開されることが決定した。あわせて主人公の殺し屋ロン(チェン)が、鋭い眼光を向けるメインカットも披露された。
台湾の腕利きの殺し屋ロンが日本での任務に失敗し、追われた先の村で少年ジュンと母リリー、そして少し変わった村人たちと出会い、徐々に人間らしさを取り戻すさまを描く“ハートウォーミング・バイオレンスストーリー”。「クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」「グリーン・デスティニー」「レッドクリフ」などで知られる国際俳優・チェンと、ベルリン国際映画祭常連のSABU監督(「蟹工船」「天の茶助」など)がタッグを組んだ。
心を閉ざした少年ジュン役には、オーディションで見出された注目株バイ・ルンイン。リリー役は中国のテレビドラマなどで活躍するイレブン・ヤオが務め、リリーの過去の恋人・賢次役を「たたら侍」での輝きが高く評価された青柳が演じている。
また、チェンは日本語をしゃべれない殺し屋の心の機微を、わずかな表情の変化で表現。10人のヤクザと対峙するシーンでは、流れるようなナイフさばきをノースタントで披露した。そのナイフ術は、劇中で度々描かれる調理シーンにもあらわれており、手際よく料理するチェンの姿が映し出されている。さらにロンとジュンの疑似父子の愛、リリーに一途な思いを寄せる賢次の思いなど、胸を打つドラマ性も見どころ。世話好きな村人たちとロンのコミュニケーションに、SABU監督のユーモアが存分に散りばめられている。
「ミスター・ロン」は、12月から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
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