「TRUE DETECTIVE」シーズン3、マハーシャラ・アリ主演で制作が正式決定
2017年9月3日 08:00
[映画.com ニュース] 米HBOのアンソロジードラマ「TRUE DETECTIVE」のシーズン3制作が、正式に決定した。主演は、「ムーンライト」で第89回アカデミー賞助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリが務める。
2014年に放送されたマシュー・マコノヒー&ウッディ・ハレルソン主演、キャリー・ジョージ・フクナガ監督の「TRUE DETECTIVE」シーズン1は、米ルイジアナを舞台に、17年にわたりある連続殺人鬼を追う2人の刑事(マコノヒーとハレルソン)の葛藤を描き、評論家および視聴者から絶賛された。15年に放送されたシーズン2は、コリン・ファレル、ビンス・ボーン、レイチェル・マクアダムス、テイラー・キッチュが出演し、カリフォルニアで起こった殺人事件と警察腐敗を描いたが、出来栄えについては賛否が別れる結果となっていた。
シーズン3は、アメリカ中心部の高地オザークスの奥地を舞台に繰り広げられる不気味な犯罪と、数十年にわたり深まっていく、3つの別々の時期に起こる謎に迫る物語になる予定。アリは、アーカンソー州の州警察官であるウェイン・ヘイズ役を演じる。
米ハリウッド・レポーターによれば、シーズン3はシーズン1、2で制作総指揮を務めたニック・ピゾラットが脚本を執筆し、ジェレミー・ソルニアとともにメガホンをとる。総エピソード数は明らかにされていないものの、第4話の脚本はドラマ「NYPD BLUE ニューヨーク市警15分署」のクリエイターでHBOと縁の深いデビッド・ミルチが担当するという。
ピゾラットは、「マハーシャラやジェレミーのレベルのアーティストと働くことにすごくワクワクしている。今作が彼らの才能を十分に発揮させられるものになることを祈っているし、この物語を届けられることにとても興奮しているよ」と語っている。