水木一郎「マジンガーZ」OP曲を新録!劇場版アニメ新予告披露&タイトル決定
2017年8月31日 06:00
[映画.com ニュース]画業50周年を迎える永井豪氏による「マジンガーZ」シリーズを劇場アニメーション化する「劇場版 マジンガーZ(仮題)」の正式タイトルが、「劇場版 マジンガーZ INFINITY」に決定した。あわせて披露された最新予告では、ファンから“アニキ”と称され熱い人気を博す水木一郎が新録したオープニングテーマにのせ、約45年の時を経て進化したマジンガーの雄姿を見ることができる。
1972年にスタートした「マジンガーZ」は、世界征服を目論む天才科学者Dr.ヘル率いる“機械獣”と、搭乗型のスーパーロボット・マジンガーZを操る兜甲児を中心とした“人間たち”の攻防を描いた人気シリーズ。今作ではDr.ヘルとの戦いが終結してから10年後が舞台で、科学者の道を歩み始めた兜甲児が、富士山中で巨大構造物と謎の生命体に遭遇し、再び人類の未来を託される姿を映し出す。
予告では、10年間で成長した兜甲児をはじめ弓さやか、弓弦之助、ボス、ムチャ、ヌケ、せわし博士、のっそり博士、そしてDr.ヘルらおなじみキャラが続々と登場。一方で新キャラ・リサが「ゴラーゴン」と謎の言葉をつぶやくなど、新たなるドラマにも期待が高まる。そして「これが最後の出撃になる」と立ち上がった兜甲児&マジンガーが、襲来する機械獣軍団に対しロケットパンチ、ブレストファイヤー、アイアンカッター、光子力ビームを猛然とさく裂させるなど、ファン垂涎の、熱気に満ちたシーンの数々が収められている。
さらにアレンジされたオープニングテーマでは、もちろん水木が「ゼーット!」と絶叫。水木は「45年前にレコーディングして以来、日本はもちろん、世界各国のファンの前で数えきれないほど歌わせていただいていますが、どの国のファンの人たちも、会場が一体となって『ゼーット!』と大合唱になるんです。このスゴさは、目の当たりにした人でないとわからないでしょうね。時を経ても、世界中のファンの人たちにとって『マジンガーZ』は少しも古くなることなく、常に胸を熱く燃やす元になっているんです」と述べ、「僕自身、この『マジンガーZ』のテーマソングを歌い続けて、1度も飽きたことがないし、いつも新鮮な気持ちで歌わせていただいています。実は僕、来年50周年を迎えるんです。そんな記念の年に、日本でこの『マジンガーZ』が上映になるなんて、これはもう、永井先生の50周年をお祝いすると同時に、僕自身へのプレゼントでもあるかなと思ってます!」と感無量のコメントを寄せた。
また劇中音楽は、「マジンガーZ」オープニングテーマを作曲した巨匠・渡辺宙明氏の息子・渡辺俊幸氏が担当。親子2代で受け継がれる“Z”の遺伝子が、今作を盛り上げていく。「劇場版 マジンガーZ INFINITY」は、森久保祥太郎、茅野愛衣、上坂すみれ、花江夏樹、高木渉らが声優を務め、1月13日から全国で公開。