東京&名古屋で「ダンケルク」35ミリフィルム上映決定!新たなメイキング映像も公開
2017年8月23日 08:00
[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督が、実話の映画化に初挑戦した「ダンケルク」が、東京と名古屋で35ミリフィルム上映されることが決定した。ノーラン監督の意向を反映した形となる。
第2次世界大戦中の1940年、フランスの港町ダンケルクでドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救うため、イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船までもが動員された救出作戦「ダンケルクの戦い」を、“陸”“海”“空”の3つの視点から描く。世界興行収入は3億9200万ドルを突破(8月21日時点)し、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で93%(8月21日時点)の高評価を記録している。
35ミリフィルムで上映されるのは、全2館。東京・丸の内ピカデリーで9月9~18日、名古屋・ミッドランドスクエアシネマで9月23日~期間限定で上映される。
ノーラン監督は、本作の全編をIMAXフィムルカメラと65ミリフィルムの組み合わせで撮影している。フィルムへの熱い思いを語る特別映像も公開され、「70ミリフィルムは壮大な物語を伝えるのに最適だ。観客は、きっと大画面で堪能するだろう。その色彩と画質のクオリティをね。まさに究極の映像体験だ」と語っている。スタッフのインタビューも収められており、製作総指揮を務めたジェイク・マイヤーズは「70ミリフィルムで空撮を行った価値はあった。美しい自然光で撮った戦闘機の勇姿は、実物以上だった」と力説している。
「ダンケルク」は、9月9日から全国公開。