10~60代のファン投票、ジャームッシュ監督“初期3部作”の1位に輝いたのは?
2017年8月15日 18:00

[映画.com ニュース] ジム・ジャームッシュ監督の約3年ぶりとなる監督作「パターソン」(8月26日公開)の公開を記念し、7月22日から8月13日の期間で東京・ヒューマントラストシネマ渋谷でジャームッシュ監督の“初期3部作”の人気投票が行われた。
候補となったのは、ジャームッシュ監督の長編初監督作「パーマネント・バケーション」、第37回カンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)に輝いた「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、ミュージシャンのトム・ウェイツらが出演した「ダウン・バイ・ロー」の3作。投票者の年齢層は10代から60代と幅広く、ジャームッシュ監督作品のTシャツを着た熱狂的なファンもいたという。
1位に選ばれたのは、日本では1986年に公開され、ミニシアター・ブームの草分け的作品としてロングランヒットを記録した「ストレンジャー・ザン・パラダイス」。初期のジャームッシュ作品を支えたジョン・ルーリー演じる男ウィリーと賭博仲間のエディ(リチャード・エドソン)、ハンガリーから渡米してきたウィリーの従妹エヴァ(エスター・バリント)の関係性をオフビートな作風で描いた1作だ。そのほかの順位は、下記の通り。
なお、この投票結果を受けて、8月22日にヒューマントラストシネマ渋谷では一夜限りの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の上映が決定。劇場の担当者は「投票期間中は、たくさんの方にご参加いただき誠にありがとうございました。過去に某アパレルブランドで販売されたジャームッシュの作品Tシャツを着て投票してくださった方もいて、企画側の人間として目頭が熱くなりました……! イベント当日が楽しみです!」と喜びのコメントを寄せている。
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