文音&草笛光子、篠原哲雄監督作「ばぁちゃんロード」で念願のダブル主演!
2017年8月15日 16:00

[映画.com ニュース] 「花戦さ」「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」(2018年公開)の篠原哲雄監督がメガホンをとった「ばぁちゃんロード」の製作が決定。あわせて、ドラマでの共演をきっかけにプライベートでも親交の深い文音と草笛光子が、孫と祖母役でダブル主演を務めることがわかった。
風光明媚な港町として知られる富山県氷見市を中心に撮影を行う本作は、日本映画界に多くのクリエイターを輩出してきた映画美学校が行った第1回プロットコンペ最優秀賞受賞作を映画化するもの。海沿いの田舎町を舞台に、結婚を間近に控えた根っからのおばあちゃん子の孫娘・夏海(文音)と、足をケガして施設で暮らす祖母・キヨ(草笛)が、一緒にバージンロードを歩くという無謀とも言える目標に向けて2人でリハビリを重ね奮闘するさまを描く。文音と草笛のほか、三浦貴大、桜田通、辻本晃良、富永沙織、竹内晶子、鶴見辰吾ら実力派俳優が結集している。
「今回、素晴らしい脚本と素晴らしい監督に出会い、まだ撮影は始まっていませんが今からこの作品がどう出来上がっていくのか楽しみです」と意欲を明かす文音。実の祖母のように慕っている草笛について「プライベートでも交流のある草笛さんがおばあちゃん役と聞いた時は本当に嬉しくて、私達にしか出来ない『ばぁちゃんロード』が必ず出来る!! と確信しています。精一杯、夏海という役を愛し感じ演じさせて頂きたいと思います」と喜びを爆発させている。
中村義洋監督作「殿、利息でござる!」以来の映画出演となった草笛は、「これは孫娘との愛の物語なので、相手役の文音さんとの心の交流、思いやりが大切な軸になります」と説明。「ですからその事だけを思って、演じるように見えない演じ方をしたいです。おばあちゃん思いの孫と、孫思いのおばあちゃんの感動のお話です」と告白している。
祖母と孫の関係性を軸に描く物語は「親子関係とは違う深さや強固さが表せると思います」「若い孫は昭和を生きたばあちゃんから逆境に立ち向かう“たくましさ”を学び、ばあちゃんは孫から幸せに向かう“人の思いの強さ”を見つけだします」という篠原監督。夏海を演じる文音の「ひたむきに目標に向かう純粋さと健気さ」、そしてキヨに扮する草笛の「人が持つ芯の強さみたいなもの」を、いかに引き出すかを念頭にしつつ「富山県・氷見の風情ある町並みを背景に、日本映画の一つの伝統とも言える“泣ける映画”を作ってみせたく思います」と思いの丈を述べている。
「ばぁちゃんロード」は、8月下旬にクランクインし、12月に完成予定。18年公開。
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