「散歩する侵略者」長澤まさみのナレーション付き予告完成!シッチェス映画祭出品も決定
2017年7月28日 05:00
[映画.com ニュース] 長澤まさみと松田龍平が初共演し、第70回カンヌ国際映画祭のある視点部門に正式出品された黒沢清監督作「散歩する侵略者」の新予告編が、公開された。長澤がナレーションを務めている。また、日本映画とも関わりが深い第50回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品されることが決定した。
劇作家・演出家の前川知大氏率いる「イキウメ」が2006年に初演した舞台を原作にしたエンタテインメント大作。数日間の行方不明の後、夫・真治(松田)が別人のようになった状態で帰宅し、変ぼうぶりに戸惑う妻・鳴海(長澤)。時を同じくして、ちまたでは不可思議な現象や一家惨殺事件が次々と発生し、真相を追うジャーナリスト・桜井(長谷川博己)は謎めいた男女に会ったことから騒動の真相を知る。高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉(アンジャッシュ)、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史といったオールスターキャストが集結し、世界21カ国での公開が決定している。
本作は、未知の存在による“侵略もの”でありながら、壊れかけた夫婦の再生の物語の側面ももち、予告編の中でも「侵略が始まる」という不吉なセリフや血まみれで道路を歩くミステリアスな女子高生・立花あきら(恒松)、人の“概念”を奪う青年・天野(高杉)の姿が映し出されると同時に、おだやかな雰囲気で食事をとる真治と鳴海、「時間、残ってないじゃない……」と真治の頭をかきむしる鳴海、切ない表情で真治を抱きしめる鳴海といった夫婦の愛を感じさせるシーンが凝縮されている。予告編は、日常が侵食されていくさまを丹念に演じきった長澤の「世界は終わるのかもしれない。それでも一緒に生きたい」と鳴海の内面を表したセリフで幕を閉じる。
「散歩する侵略者」は、9月9日から全国公開。
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