「カリコレ2017」でジョージ・A・ロメロ監督追悼企画 シークレット上映作品も発表
2017年7月27日 12:00

[映画.com ニュース]東京・新宿シネマカリテで開催されている「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」(略称:カリコレ2017)で、7月16日(現時時間)に死去した“ゾンビ映画の始祖”ジョージ・A・ロメロ監督の追悼上映企画が行われることがわかった。あわせて、貫地谷しほり&大東駿介のダブル主演作「望郷」がシークレット上映作品に決定した。
ロメロ監督への追悼の意を込めて上映されるのは3作品。製作費11万4000ドルと低予算ながらもミッドナイトムービーとして米国で大成功を収めた初監督作「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生」(8月15日、12時30分より上映)、主観撮影法を用いて描かれた「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(8月16日、12時30分より上映)、ゾンビ映画の定義に新解釈を加えた「サバイバル・オブ・ザ・デッド」(8月17日、12時30分より上映)が堪能できる。また「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生」の上映後には、ゾンビ映画に造詣の深い特殊書店「タコシェ」の店長兼ライター・伊東美和氏と、アートディレクターで映画ライターの高橋ヨシキ氏をゲストに迎え、“ロメロとゾンビ”をテーマにしたトークイベントが実地される。

シークレット上映作品に決まった「望郷」は、第65回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した人気作家・湊かなえ氏の原作小説を映画化したもの。原作は6編が収録された短編集で、そのうち「夢の国」「光の航路」をベースとしたストーリーが展開する。ある島で起こる2組の親子の過去と未来をつなぐ物語となっており、「夢の国」パートの主人公・夢都子を貫地谷、「光の航路」パートの主人公・航を大東が演じている。8月11日の20時30分回(上映後)では、メガホンをとった菊地健雄監督がトークショーに登壇する。
また「スター・ウォーズ」「007」「ロッキー」など数々の名作映画を彩ってきた映画音楽にスポットを当てたドキュメンタリー「すばらしき映画音楽たち」の8月6日の15時30分回(上映後)では、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正氏が同作の魅力を解説する。
「カリコレ2017」は、8月18日までの開催。なお「望郷」は、9月16日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)