【コミコン2017】スピルバーグがVR世界を描く新作に有名映画キャラが登場!
2017年7月24日 14:00

[映画.com ニュース] 巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が7月22日(現地時間)、新作「レディ・プレイヤー・ワン(原題)」を引っさげ、世界最大級のポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」に登場した。
原作のアーネスト・クライン氏によるSF小説「ゲームウォーズ」は、世界中の人がアクセスするバーチャルリアリティ“オアシス”の相続権をめぐり、創設者の大富豪が仕掛けた宝探しゲームに挑む少年たちを、80年代のサブカルチャーへのオマージュをちりばめながら描いた。映画では、タイ・シェリダン(「X-MEN:アポカリプス」)が主人公ウェイドを演じ、オリビア・クック、ベン・メンデルソーン、T・J・ミラーらが共演、日本の俳優・森崎ウィンがハリウッドデビューを果たす。
米ワーナー・ブラザースのプレゼンテーションでは、同作の予告編がお披露目された。自動車やコンテナトレーラーを積み上げた町に暮らす主人公が、VR用のゴーグルなどを装着し、オアシスを訪れると、そこにはネオン色に輝く空間で人々が空中で踊るなどVRならではの世界が広がる。アクション満載のシーンでは、「アイアン・ジャイアント」のタイトルキャラクターや、「エルム街の悪夢」のフレディ・クルーガー、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン、「トロン」のバイクなどが登場。VRという最先端技術と、懐かしのキャラクターが融合し、興奮をもたらすユニークな世界観が垣間見える。
80年代にヒット作を連発したスピルバーグ監督は、「原作でもっとも素晴らしかったのは、好き嫌いに関わらず、80年代のフラッシュバックと未来のフラッシュフォワードが同時に待ち受けている点だった」とコメント。「脚本を読んだときはもっと若い監督が必要になると思った」と明かすが、「約2年半の準備期間をかけてバーチャルの世界を創造した」と情熱を注いできたようだ。
一方、スピルバーグ作品がなければ作家になっていなかったという原作者のクライン氏は、「語り口や物語の伝え方は、彼の作品から直接影響を受けた。だから、彼に監督してもらうなんて、話が上手くできすぎていたけど、どうにか実現したんだ」と喜びをあらわに。主演のシェリダンは大のVR好きだそうで、「スティーブン・スピルバーグがVRの映画を撮るだって!? 早く見てみたい」と、映画化プロジェクトについて聞いたときの感想を振り返った。
「レディ・プレイヤー・ワン(原題)」は2018年3月全米公開。
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