制御不能の暴走車が渋滞まっしぐら!運転手のとった行動は?「ボン・ボヤージュ」本編映像
2017年7月12日 13:00
[映画.com ニュース]英語リメイクが決定したフランスのヒットコメディ「真夜中のパリでヒャッハー!」を手がけたニコラ・ブナム監督の最新作「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」の本編映像が、公開された。
「アーティスト」のプロデューサーを務めたトマ・ラングマンが製作を務め、「グランド・イリュージョン」で知られるジョゼ・ガルシアや「美女と野獣(2014)」のアンドレ・デュソリエが出演したコメディ。整形外科医の父トム(ガルシア)、妊娠中の母ジュリア(カロリーヌ・ビニョ)と2人の子どもたち、祖父は最新人工知能を搭載した新車メデューサでバカンスに出かけることに。だが、出発早々にブレーキが故障してしまい、車は時速160キロで暴走する。
最新の人工知能(AI)を搭載していたはずが、次々に異変が生じ、走る凶器と化したメデューサ。ブレーキが故障したため止まることもできず、家族や警官隊の奮闘もむなしく渋滞に向かって爆走する。「料金所まで1キロ」の表示を見た家族が恐怖におびえるなか、先回りした警官隊はほかの車を誘導し、後はメデューサがゲートをくぐるだけという状態にまでなんとかもっていく。だが、料金所間近になって、警官隊が反対側のゲートを開けていたことが判明。意を決したトムは、「みんな伏せろ!」とハンドルを切り、ガードを吹き飛ばして対向車線に乱入する。本作では、コメディ映画ながら迫力のカーアクションが展開するが、実際に時速130キロで車を走らせ、撮影が行われたという。
「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」は、7月22日から全国順次公開。