靴工場の女たちが立ち上がる! ジャック・ドゥミ風コメディミュージカル9月公開
2017年6月29日 10:00

[映画.com ニュース] 郊外の靴工場で働く女性が自立していく姿をミュージカル仕立てで描いたフランス映画「ジュリーと恋と靴工場」が、9月23日から公開される。
ポール・カロリとコスティア・テスチュの長編初監督作。ヒロインのジュリーを「EDEN/エデン」のポーリーヌ・エチエンヌが好演する。衣装や小物の色彩配置にこだわり、本物のダンサーを起用。巨匠ジャック・ドゥミの「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」を彷彿させるカラフルでポップなミュージカルに仕上がった。
25歳、職なし、金なし、彼氏なしのジュリーがやっと手にしたのは、フランスのロマン市にある靴工場での仕事。しかし、そこは近代化の煽りを受けて工場閉鎖の危機に直面していた。ジュリーと女性靴職人たちは、“戦う女”と名付けられた赤い靴を武器にこの危機を乗り超えようとする。
舞台となったフランスのロマン市は、元米大統領夫人ミシェル・オバマ御用達のロベール・クレジュリーや、かつてはシャルル・ジョルダンの工場もあった、高級靴の生産地として有名な地域。劇中で使われている靴や靴箱は、現地で作られたものを採用した。
「ジュリーと恋と靴工場」は9月23日から新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。
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