松山ケンイチ「怪盗グルー」ワールドプレミアに参戦!ミニオンづくしの会場に感激
2017年6月26日 14:40
[映画.com ニュース] 世界的ヒット作「怪盗グルー」シリーズの最新作「怪盗グルーのミニオン大脱走」の日本語吹き替え版で声優を務める松山ケンイチが6月24日(現地時間)、米ロサンゼルスで行われたワールドプレミアに参加した。
正義のエージェントとして活躍するグルーの前に、最強の敵バルタザール・ブラットが立ちはだかる第3弾。日本語吹き替え版では、ブラットに扮した松山のほか、笑福亭鶴瓶(グルー役)、芦田愛菜(アグネス役)、中島美嘉(ルーシー役)、いとうあさこ(ヴァレリー役)、山寺宏一(フリッツ役)、宮野真守(クライヴ役)、福山潤(ニコ役)がボイスキャストを務める。
会場は、“ミニオンカラー”である黄色と青色で飾られ、本作で登場する囚人服のミニオンたちがいたるところに登場し、会場を盛り上げた。スティーブ・カレル(グルー役)、クリステン・ウィグ(ルーシー役)、トレイ・パーカー(ブラット役)、ピエール・コフィン監督、カイル・バルダ監督、プロデューサーのクリス・メレダンドリ、主題歌を担当したファレル・ウィリアムスが集結し、両監督は「君が日本のバルタザール(・ブラット)を演じてくれたんだね! 会えてうれしいよ!」と松山を歓迎した。
ハリウッドでのカーペットイベントに初参加したという松山は、レッドカーペットならぬ“イエローカーペット”に「イエローカーペットを歩くのは初めてでした! こんな機会はなかなかないので、招待していただいて本当に光栄です」と感激の面持ち。「『怪盗グルー』シリーズは、シブリの『紅の豚』に出てくる空賊たちみたいに、悪役たちでさえもポジティブに楽しんでいる姿が描かれているところがとても好きです。そのような作品は誰からも愛されるんだなと、この作品に参加して改めて感じましたね」と語り、「こっち(ロサンゼルス)もすごいですが、日本の熱もすごい! この“ワクワク”と“楽しい”が詰まった映画をぜひたくさんの方々に見てほしいです!」と熱く呼びかけた。
オリジナルキャスト・スタッフも日本に向けてメッセージを寄せ「前回作った映画『SING シング』が日本で人気を得てうれしかったよ! ぜひ、たくさんの人に映画館へ見に来てほしい」(メレダンドリ)、「僕は2カ月前に家族旅行で初めて日本を訪ねたところなんだ! 本当に美しい場所だった。日本の皆さんがこの映画を見に行ってくれればうれしい。とても楽しい作品なんだ」(カレル)と語った。コフィンとバルダの監督コンビは「オシリ! オシリ!」とミニオンになりきっていた。
「怪盗グルーのミニオン大脱走」は、7月21日から全国公開。