米林宏昌監督「メアリと魔女の花」主題歌はセカオワ新曲「RAIN」
2017年6月15日 08:00

[映画.com ニュース] 米林宏昌監督の最新作「メアリと魔女の花」の主題歌が、4人組バンド「SEKAI NO OWARI」の新曲「RAIN」に決定した。
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林監督がスタジオジブリ退社後に初めて手掛けた作品で、同じくジブリ出身の西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックの長編第1作となるファンタジーアニメ。イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」を原作に、魔女の花を見つけたことから魔法世界に迷い込んだ少女メアリの冒険を描く。
主題歌「RAIN」は、同バンドが米林監督と西村プロデューサーとミーティングを重ね、書き下ろした“セカオワ流・王道ポップソング”。米林監督の作品解説をもとに、楽曲制作に取り組んだ同バンドは「RAINはメアリの心の中を空模様になぞらえて書いた楽曲です。映画を見終わった後、メアリの成長と共に自分も一歩踏み出してみようと思えるような主題歌にしようと、米林監督や西村プロデューサーと話し合いを重ねながら楽曲を作り上げてきました」と明かす。「米林監督はじめ、スタジオポノックの制作陣がまさに命を削ってこの作品を作り上げる所を見させて頂きました。この作品が1人でも多くの人に届くことを願っております」と期待を寄せている。
一方の米林監督は、同バンドに対し「SEKAI NO OWARIのみなさんには絵コンテを見ていただき、作品のことを十分にお伝えした上で主題歌を作っていただきました。完成に至るまでは何度もやりとりしましたが、その結果すばらしい一曲が出来上がり、映画のラストを温かくしめくくってくれました」と感謝を述べ、「はじめて主題歌をエンディングにはめたものを見たとき、暗喩を込めたフレーズのひとつひとつがスッと入ってきて胸にせまりました。悲しみの雨は不意にやってきて僕たちを濡らしますが、そんな中でも力強く歩いていきたいと思えるような、勇気をくれる歌です。これは僕が『メアリと魔女の花』で表現したかったことと同じで、まさに“主題”歌です」と絶賛している。
なお声優キャストは、メアリ役の杉咲花をはじめ、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかりら豪華な顔ぶれが結集している。「メアリと魔女の花」は、7月8日から公開。
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