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舘ひろし&黒木瞳、20年ぶり共演!内館牧子原作「終わった人」で熟年夫婦役に

2017年6月14日 04:00

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夫婦が主役のハートフルコメディ
夫婦が主役のハートフルコメディ

[映画.com ニュース] NHK大河ドラマ「毛利元就」などの脚本家として知られる内館牧子氏の小説「終わった人」が映画化されることになり、舘ひろし黒木瞳が出演していることがわかった。2人の共演は、テレビ東京ドラマスペシャル「無影燈」以来、約20年ぶり。「リング」「仄暗い水の底から」などのホラーの名手・中田秀夫監督がメガホンをとり、熟年夫婦が主役のハートフルなコメディ映画に初挑戦する。

大手銀行の出世コースから子会社に出向・転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった壮介は「まだ俺は成仏していない。どんな仕事でもいいから働きたい」と一念発起するが、目を引く特技もない定年後の男に、職などそうはない。美容師の妻・千草や娘からは「恋でもしたら?」とけしかけられるが、気になる女性がいたところで、思い通りになるものでもない。惑い、あがき続ける日々で、ある人物との出会いが、壮介の運命の歯車を回していく。

舘は、世間から「終わった人」と見なされるようになった元エリート会社員・壮介役に。「30年間演じた“刑事”を定年退職してから、“再就職先”を探していました。今度の“職場”はハーレーに乗ってショットガンを打つシーンとは無縁です」とユーモラスに語り、「『終わった人』というかなり辛辣なタイトルですが、定年退職した私がコミカルに見えて、笑えて、最後にジーンとくる映画になると思います」とアピール。そして「私自身は、この物語を“再挑戦”と定義して演じます。ですから、実際に、もうかなり年ですが、いやこの年になったからこその、新しい“舘ひろし”をご覧いただけるのではないでしょうか」と話し、「中田監督とは初めてのお仕事、内館牧子さんの原作映画は2度目、黒木瞳さんとは3度目の共演。縁ある方々に囲まれ、とても良い作品になる手応えがあります。撮影が待ち遠しいです」と期待を込めている。

さらに黒木は、かつての輝きを失った壮介にあきれ果てている一方で、しっかりと気づかいも見せる頑固で心優しい妻・千草役。舘に対して「青春朱夏、そして白秋の年代となった夫婦を、舘ひろしさんとともに演じることができるなんて、最高に嬉しいです。舘さんとは20代のころからご一緒しているので、安心感は半端ないです。その懐に飛び込み、撮影に臨みたいと思います」と絶大な信頼を寄せる。中田監督とは3度目のタッグだが、「今回はホラーではない。定年を迎えた夫とその妻のサバイバル。考えてみれば、ああ、これもれっきとした夫婦のホラー話かもしれない」と述べ、「監督自ら原作に惚れ込まれ映画化になったと伺っております。『撮影がないときは、“終わった人”みたいな生活をしているんです』と話されるお茶目な監督と、キュートな舘ひろしさん、期待に胸がいっぱいです」と明かしている。

また内館氏原作の「義務と演技」は1996年にテレビドラマ化、97年に映画化されており、舘は映画版、黒木はドラマ版にそれぞれ出演している。映画「終わった人」は、2018年に公開予定。

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