J・ラセター、宮崎駿監督の今後に期待!「カーズ」最新作LAでプレミア
2017年6月11日 18:00

[映画.com ニュース] ディズニー/ピクサーによる人気シリーズ第3作「カーズ クロスロード」のワールドプレミアイベントが6月10日(現地時間)、米ロサンゼルスのアナハイム・コンベンション・センターで行われ、前2作の監督で、今作では製作総指揮を務めるジョン・ラセター、第1作から主人公ライトニング・マックィーンの声を務めるオーウェン・ウィルソン、新キャラクター役のアーミー・ハマーとクリステラ・アロンゾ、ブライアン・フィー監督らがレッドカーペットを歩いた。
「カーズ」シリーズは、真っ赤なレーシングカーのマックィーンが、レーサーとして成長していく物語。今作では、マックィーンが次世代レーシングカーたちの台頭やレース中の大クラッシュをきっかけに、人生の岐路に立たされる様子を描いた。
スタジオジブリの宮崎駿監督と親交のあるラセターは、宮崎監督の引退撤回について「次に日本で引退会見をするときは、誰も来ないよって言ったんだよ!」と2人の会話を茶目っ気たっぷりに暴露。キャリアの後半に何をするべきか悩む今作の主人公に宮崎監督を重ね、「彼はまさに人生の岐路に立たされているんだよ。宮崎監督は新しい映画を今作っていて、私たちはみんなすごく興奮している。きっと彼にはまだ伝えたい話がいっぱいあるんだって。マックィーンのように彼も走り続けるだろうね」とこれからの作品に期待を込めた。

また、日本に向けて「公開までのお楽しみだけど、感動するストーリーでありながら、すごく笑えて、でも深いところに刺さるものがあるよ。そして、クルーズ・ラミレス(アロンゾ)っていう素晴らしい女性のキャラクターがいるから楽しみにしてね。彼女にきっと泣かされるよ」とコメントした。
第1作が公開された2006年から10年以上マックィーンを演じてきたウィルソンは、「(10年という期間は)子供たちにとって、とても大きな意味を持っていると思う。もう違う世代の子どもたちがいるんだからね。僕にも2人の小さな子どもがいるし、とてもエキサティングでクールだよ」と感慨深げ。また、故ポール・ニューマンさんが演じたドック・ハドソンの再登場については、「第1作で、彼と仕事をしたと言えることに興奮したんだ。だからこの作品に彼の声が入っているのは、とても特別に感じるよ」と故人を偲んでいた。
このほか、マックィーンの親友・メーター役のラリー・ザ・ケーブル・ガイらおなじみの面々や、今作で初参戦したケリー・ワシントン、ネイサン・フィリオン、リー・デラリアらも登場した。
「カーズ クロスロード」は、7月15日から全国で公開。
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