ユネスコ無形文化遺産の博多祇園山笠に「スター・ウォーズ」山笠が登場
2017年6月2日 10:00

[映画.com ニュース] 福岡県・博多で7月1~15日に開催される博多祇園山笠に、「スター・ウォーズ」の山笠が登場することがわかった。あわせて、レイやカイロ・レン、BB-8やC-3PO&R2-D2コンビが描かれた、ルーカスフィルム監修の山笠のデザイン画が公開された。
前作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」公開時には、さっぽろ雪まつりや青森のねぶた、田んぼアート、京都での雷神風神屏風図など、日本各地の伝統行事や文化とコラボレーションしてきた「スター・ウォーズ」シリーズ。最新作となる「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が12月15日に公開を控える今年は、再び雪像がお目見えした2月のさっぽろ雪まつりに続いて、776年の伝統を持つ博多祇園山笠に登場する。
日本三大祇園祭に数えられる博多祇園山笠は、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、昨年末にユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統行事。7月15日に行われるクライマックスの「追い山」では、「舁き手(かきて)」と呼ばれる総勢1万人近くの参加者が、8つの山笠を交代で担いで夜明けの博多の街を駆け抜けるお祭りで、早朝にもかかわらず100万人以上の観衆を集める。
「スター・ウォーズ」のキャラクターが飾られるのは、「走る飾り山笠」とも言われる「八番山笠 上川端通」で、高さ13メートル(予定)、重さ2トンという、実際に走る山笠では最大級のもの。「八番山笠 上川端通」で洋画を題材にした山笠が制作されるのは、史上初の試みになるという。7月1~14日の上川端商店街(福岡市博多区)に飾られ、12日の「追い山馴らし」および15日の「追い山」で、実際に博多の街に担ぎ出される。
今回の山笠登場にあたり、博多祇園山笠「八番山笠 上川端通」の本年度代表にあたる総務の帆足直之氏は「ユネスコ無形文化遺産登録後、初めての博多祇園山笠行事を迎えますので、世界に発信する山笠と位置付け、“スター・ウォーズ”を題材に選びました。巨大な“走る飾り山笠”を博多で実際にご覧ください」とコメント。制作にあたる人形師の田中勇氏は「日本のみならず世界中の皆様に喜んでいただける作品にできるよう、現在鋭意制作中です」と話している。
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