リメイク版「スカーフェイス」監督候補に「スーサイド・スクワッド」デビッド・エアー
2017年5月23日 12:00
[映画.com ニュース] 米ユニバーサル・ピクチャーズが準備を進めているリメイク版「スカーフェイス」の監督候補として、「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エアーが交渉中であることがわかった。
米バラエティによれば、メガホンをとる予定だったアントワン・フークア監督が、スケジュールが重なる「イコライザー」続編を優先するため降板。以降、監督の座が空席になっていたが、ユニバーサルはすでに2018年8月全米公開のスケジュールを組んでおり、まもなくエアーと契約を結ぶと見られている。
1983年の映画「スカーフェイス」は、ハワード・ホークスの「暗黒街の顔役」(32)をブライアン・デ・パルマ監督がリメイクしたもので、アル・パチーノ演じるキューバ移民の青年が、マイアミの暗黒街でのしあがっていく姿を描いた。脚本をオリバー・ストーンが執筆し、過激な暴力描写とパチーノの鬼気迫る演技で大ヒットを記録。パチーノの代表作のひとつとして知られる。
今回のリメイク版は、メキシコ人俳優ディエゴ・ルナ(「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」)が主演。ジョエル&イーサン・コーエン兄弟、テレンス・ウィンター(「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」)、ジョナサン・ハーマン(「ストレイト・アウタ・コンプトン」)が脚本を手がけており、ロサンゼルスを舞台にメキシコ移民の主人公を描く。