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夏木マリ、震災題材の「生きる街」で10年ぶり映画主演!共演イ・ジョンヒョンは邦画初出演

2017年5月17日 22:00

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被災地の復興に尽力し続けた夏木マリ
被災地の復興に尽力し続けた夏木マリ
(C)2018「生きる街」製作委員会

[映画.com ニュース] 女優、ミュージシャン、ディレクターなど多方面で活躍する夏木マリが、「生きる街」で約10年ぶりに映画主演を飾ることがわかった。共演には韓国の実力派ロックバンド「CNBLUE」のギター&ボーカルを務めるイ・ジョンヒョンが名を連ね、日本映画初出演を果たしている。

今作は東日本大震災から5年以上の時を経て、未来を信じながら変遷していく人々と街の姿を残すべくスタッフ・キャストが結集し、宮城県石巻市で撮影された。メガホンをとったのは、俳優としての顔を持つ一方、「捨てがたき人々」「木屋町DARUMA」も手がけた榊英雄監督。夏木とは「新 仁義なき戦い 謀殺」や、ドラマ「夜行観覧車」で俳優として共演している。

生まれ育った海沿いの町で、漁師の夫、2人の子どもとともに幸せに過ごしていた佐藤千恵子(夏木)の人生は、2011年3月11日に一変する。夫は、あの日から帰らない。千恵子は避難所生活を経て、別荘を借り受けた民泊営業に乗り出すが、震災のトラウマを抱えた娘・香苗と息子・哲也との関係に軋轢(あつれき)が生じ始めていた。そんな折り、かつて同じ町に住んでいたドヒョン(イ)が韓国からやってくる。彼の口から知られざる夫の姿を伝えられ、止まっていた家族の歯車がゆっくりと動き出す。

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1973年に歌手デビューした後、80年代から舞台活動にも取り組み、芸術選奨文部大臣新人賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、ゴールデンアロー賞演劇賞などを受賞している夏木。被災地で支援ライブを行うなど、復興に尽力し続けてきた夏木は、今作の企画内容と物語に共鳴し出演を快諾した。「千恵子の強さ、弱さにすぐ共感し、それにあわせて、日本人として忘れてはならない震災をテーマにした作品でしたので、演らせていただきたいと思いました」と振り返っている。

さらに武道館ライブを成功させ、日本でも高い人気を誇る「CNBLUE」のイが、物語のキーパーソンに。役どころと同様に、自身も幼少期を日本で過ごしたというだけに「撮影場所となった石巻は僕の故郷を思い出させる素晴らしい場所でした。この場所で大きな災害にあわれたということを考えると、とても胸が苦しくなりますが、その日を乗り越え、今力強く生きている多くの方々と出会えたことは、僕の財産にもなっています。この作品を通じて、韓国と日本との友情、家族として生きて行くことの意味、そしてそれを伝えていくことの大事さなど、多くの発見をさせていただきました」と明かし、「初めての日本映画への出演ではありましたが、夏木マリさんは撮影現場で私の日本語の発音を直していただいたり、とても私をサポートしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです」と述べている。

生きる街」は、2018年春に公開予定。

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