初来日のテイラー・キニー、関根麻里らの日本流おもてなしに大喜び！

［映画.com ニュース］　海外ドラマ「シカゴ・ファイア」の来日イベントが5月11日、東京・南青山のIDOLで行われ、主演を務めたテイラー・キニーが、同作の大ファンである関根麻里とともに出席。今回が初来日となったキニーは「日本へは家族や友人たちと来ています。本当に夢のようなひと時を過ごしていますよ」と充実した日々を送っていることを明かしていた。

「シカゴ・ファイア」は、シカゴ消防局51分署に所属する消防隊員と救命士たちの活躍を描く人気シリーズ。レディー・ガガの元婚約者としても知られるキニーは、消防アカデミーを優秀な成績で卒業し、最年少で消防隊員に抜てきされたケリー・セブライドを演じている。自身の役どころについて「もうひとりの主人公であるマシュー・ケイシー（ジェシー・スペンサー）とは対照的なキャラ。欠陥はあるけど共感できる人物なんだ」「役づくりをするうえで、本物の消防隊員たちと24時間行動をともにしたんだよ」と説明。続けて「つい最近シーズン6の製作が決定したんだ！」とファンにとってはたまらない報告をしていた。

日本の様々な花をあしらった着物姿で登壇した関根は、「毎回ストーリーが驚きの展開なんです。1話1話が大作映画を見ているかのよう」と本作の魅力を語ると、キニーに特製の法被（はっぴ）をプレゼント。キニーは笑顔で袖を通すと「日本滞在中はずっと着ていようかな」と大喜び。そして「初夏の爽やかさをイメージした」という着物姿の関根を見て、「美しいですね。実は母が着物をほしいと言っていたんだ。こういう着物を買ってあげたいな」と告白していた。

この日は同作の舞台が消防署であることにちなみ、日本火消し保存会の人々が火消しのシンボル“纏い（まとい）”を持って登場し、出初め式やお祝い事で歌う「木遣り歌」を披露。キニーの名前や「シカゴ・ファイア」のタイトル名を組み込んだ特別バージョンが歌われると、キニーはじっくりと耳を傾けていた。さらに日本火消し保存会からは、キニーに扇子のお土産も。日本流の粋なおもてなしを堪能したキニーは「素晴らしかった！　ありがとう！　シカゴに帰ったらキャストの皆に今日のことを話そうと思うよ」と興奮気味に語っていた。

「シカゴ・ファイア」は、シーズン2のDVDが6月7日からリリース開始。海外ドラマ専門チャンネルAXNでは、5月18日午後10時からシーズン3を独占放送する。