マーベル・スタジオ、R指定作品への方向転換なし
2017年5月6日 18:30

[映画.com ニュース] 最新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」の公開を記念し、米ウォルト・ディズニー・スタジオ内にあるマーベル・スタジオ本社をケビン・ファイギ社長自らマスコミに公開したと、米ハリウッド・レポーターが報じた。
映画作品の登場人物や舞台のデザイン画や、2018年2月全米公開の「ブラック・パンサー(原題)」のフッテージなどを披露した後、ファイギ社長は質疑応答を行った。「デッドプール」や「LOGAN ローガン」など、過激な暴力描写を前面に押し出したアメコミ映画がヒットを飛ばすなか、「同スタジオもR指定映画を作る予定があるのか」という問いに対し、ファイギ社長は「これらの映画からぼくが学んだのは、R指定という点ではない」と返答。「作り手が選択したリスクとチャンス、そしてクリエイティブ面での限界に挑戦したことは参考にしている」と述べた。
他にも、「アベンジャーズ」シリーズを手がけたジョス・ウェドン監督がライバルのDCコミック原作映画「バットガール(原題)」を手がけることへの感想や、製作が発表されたばかりの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」のジェームズ・ガン監督が今後のマーベル作品全般に及ぼす影響など、多岐にわたる話題でファイギ社長は見解を示した。
なお同スタジオは、毎年7月に米サンディエゴで開催される世界最大級のポップカルチャーの恒例イベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」に今年も参加することが決定しており、ファイギ社長はこの場でも新たな発表を行うことになりそうだ。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」は、5月12日全国公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






「ヘルボーイ ザ・クルキッドマン」あらすじ・概要・評論まとめ ~今度のヘルボーイは村ホラー? シリーズ第4作は最も原作に忠実と作者も太鼓判~【おすすめの注目映画】
2025年7月3日 10:00
映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント