有森也実、体当たりで挑んだ「いぬむこいり」は“犬男”と「戯れてる時が1番楽しい」
2017年5月2日 23:00

[映画.com ニュース]犬と人間の女性が夫婦として生活をする伝承民話「犬婿入り」から着想を得た映画「いぬむこいり」のトークイベントが5月2日、東京・新宿LOFTで開催され、主演の有森也実をはじめ、共演の山根和馬、武藤昭平(勝手にしやがれ)、PANTA(頭脳警察)、片嶋一貴監督が出席した。
「アジアの純真」「たとえば檸檬」などで知られる片嶋監督がメガホンをとった本作は、約4時間の壮大な物語が4章構成で展開される。長年交際していたフィアンセに別れを告げられたアラフォーの小学校教師・梓(有森)が、「犬婿入り」の神話的世界に迷い込んでいく姿を描く。
犬に変身する亡命王子・翔太役の山根は、劇中で犬のかぶりものをして“犬男”に扮するため、有森は「和馬の役は難しい。犬になるのと、“半犬”になるのと、王子の役の3つをやらなくてはいけなくて。物語を象徴する役でもあるので、役作りは難しかったと思う」と解説する。
これに対し山根は、「監督に事務所に来いと言われて、行ったら『犬になれ』と言われた。『何言ってるんですか!?』って感じだったんですけど、『じゃあ犬やります』と言って。一生懸命『わんわん!』とかやって。そしたら『お前いけるな』と言われた(笑)。じゃあ今回もよろしくお願いしますということで、犬に挑戦しました」と苦笑いで振り返る。難解な役どころのため「当日までどうなるかわからなかった」と吐露したが、「撮影当日(犬のかぶりものを)かぶったら、不思議と自信がみなぎってきた(笑)」と明かした。
梓役の有森は、劇中では犬男との大胆なラブシーンに挑戦し、体当たりのフルヌードも披露している。撮影時の楽しい思い出は“犬男”との奇妙な共演シーンだったそうで、「翔太とわんわんって戯れている時が一番楽しかった」と告白。すぐさま、共演陣から「問題発言!」とツッコミを入れられていた。
さらに有森は、「4時間という、クレイジーな映画を監督はどうして作ったのか」と片嶋監督に質問を投げかける。片嶋監督は武藤とPANTAに視線を移し「このメンツ、めちゃめちゃ濃いでしょ!」「こんなの4時間以内では撮れない!」と断言し、笑いを誘った。「いぬむこいり」は5月13日から東京・新宿K's cinemaほか全国で順次公開。R15。
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