「スプリット」J・マカボイ演じる“23の人格”の1人は女性!怪演際立つ本編映像公開
2017年4月19日 12:00

[映画.com ニュース] M・ナイト・シャマラン監督とジェームズ・マカボイがタッグを組み、23もの人格をもつ男がもたらす恐怖を描いた「スプリット」の本編映像が、公開された。
女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)、クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)、マルシア(ジェシカ・スーラ)はある日突然謎の男(マカボイ)に拉致され、地下室に監禁されてしまう。3人はなんとか脱出しようと試みるも、潔癖症の男性や9歳の少年、女性といった23もの人格を持つ男に追い詰められていく。全米では初登場から3週連続で第1位を記録し、世界興行収入は2億7300万ドル(4月18日時点)のヒットを記録している。
本編映像では、女子高生たちが、閉じ込められた部屋の隙間から男女が言い争いをする姿を見るところから始まる。一縷(いちる)の望みをかけて女子高生たちは「ここよ!」「助けて!」と叫ぶが、部屋に入ってきたのは女性服を身にまとった、自分たちを誘拐した男たちだった。状況がのみ込めずぼう然とする女子高生たちに、男は「大丈夫。彼に言う。私の話は聞くの」と語りかけ、笑みを浮かべて去っていく。シャマラン監督らしいトリッキーな構成と不気味さが際立つシーンだ。
誘拐犯の男が多重人格であることが明示されるシーンでもあるが、演技力を発揮したマカボイは「それぞれの人格を個別に演じるのも難しかったけど、1つのショットの中で演じ分けるのはもっと難しかった。自分が今演じているのはこの人格だと観客に信じ込ませた直後に、また別の人格だと思わせなければならないからね」と苦労を明かす。シャマラン監督は「彼(マカボイ)は僕が求めることを理解してくれた。あんなに恐れを知らない俳優は初めてだよ」と称賛し、マカボイが人格の1つ「パトリシア」を演じている際の「たたずまいが素晴らしかった」と語っている。
「スプリット」は、5月12日から全国公開。
(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券