藤原竜也「服のセンスも悪いし猫背」湊かなえさんの太鼓判!?に安ど「批判されたら監督のせい」
2017年4月7日 05:00
2人の共演は2006年の映画「デスノート」シリーズ以来で、藤原は「違和感もなくスムーズには入れました。知っているからこそ変に気を使わないし、楽しく撮影ができています」と信頼している様子。戸田も、「このタイミングでご一緒するとは思っていなかったのでビックリとともにうれしかった。当時は10代だったので恥ずかしくもありました」と照れながら明かした。
人気作家・湊かなえさんの同名ミステリーが原作。有名大学を卒業しながら平凡な生活にうっ屈している主人公・深瀬和久が、恋人に送られてきた「深瀬和久は人殺しだ」という手紙によって、10年前に親友が事故死した真実と向き合うことになる。事故現場は小説では夏山だが、ドラマでは冬のスキー場に変更されており「2月の雪山で、マイナス21度という中での撮影。テレビドラマでは珍しいほぼオールロケだし、シーンも多いので大変です」と苦笑いだ。
しかも、共演の市原隼人、三浦貴大らと10年前の大学生時代も演じており「現在と過去をいったりきたりするので、大丈夫でしたかねえ」と不安げ。同席した湊さんが、「仲のいい同級生に見えましたよ。さえない役だけれど、藤原さんがやったらどうせ格好いいんだろうなと思っていたら、服のセンスも悪いし猫背だし、頑張りなよ、ちゃんとしなきゃと言いたくなる深瀬だった」と太鼓判!?を押され、ようやく安どの表情を浮かべた。
そして、「原作に忠実にという部分は周りの作業。僕は監督が思い描く1カット1カットをいかに成立させるか。脚本も優れているし、余計なことは考えずにやっています。湊先生に批判されたら、監督のせいにしようと思っています」とニヤリ。それでも「皆が食いつく1話になっているし、今まで僕が出演したものとはまた違うものになっている。手応えはあります」と自信のほどをうかがわせた。
「リバース」は4月14日スタートで、毎週金曜午後10時から放送。全10話だが、小説のラストは9話で描かれており、オリジナルの結末が用意されているという。藤原が「湊先生に(最終回を)書いていただくのはどうでしょう」と提案したが、湊さんは「1視聴者として驚かされたいですね」とやんわりかわしていた。
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