ヒットスリラーの仕掛け人ジェイソン・ブラムが明かす「パージ」が生まれた理由
2017年4月6日 17:00
[映画.com ニュース] 「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや、「ヴィジット」「スプリット」(5月12日公開)といったM・ナイト・シャマラン監督作品、さらにはオスカーに輝く「セッション」まで幅広く手がける名プロデューサーのジェイソン・ブラムが、人気スリラーシリーズの最新作「パージ:大統領令」について語るインタビュー映像が、公開された。
「1年に一晩だけすべての犯罪が合法化される」法律“パージ”がもたらす恐怖を描き、全世界でのシリーズ累計興行収入300億円超を誇るシリーズの第3作。ブラムは、「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイと共に共同プロデュースを行う。パージ法に異を唱える大統領候補のローン上院議員(エリザベス・ミッチェル)と護衛を務めるレオ(フランク・グリロ)が、パージ法を推奨する極右政権NFFAに命を狙われる。「キャプテン・アメリカ」シリーズのグリロが、前作に続きレオ役に扮する。
ブラムは、パージ法の始まりについて「“パージ”が誕生した背景には、失業率の上昇やアメリカ経済の停滞がある。そこでNFFAが提案したのが、年に1晩、何をしてもいい夜を作ることだったんだ」と社会のひずみから生まれたものであると解説する。その上で、本作の“進化点”を「1作目の舞台は家、2作目は街、3作目は国家とスケールアップしてる。パージが行われるのはアメリカだけだ。だから本作では、南アフリカからも参加者が来る。皮肉だけどスイス人もいたかな。世界中から人が集まり犯罪を楽しもうとするんだよ」と語っている。
「パージ:大統領令」は、4月14日から全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー