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ヒットスリラーの仕掛け人ジェイソン・ブラムが明かす「パージ」が生まれた理由

2017年4月6日 17:00

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1年に一晩だけ何をやってもOK!
1年に一晩だけ何をやってもOK!
(C) 2016 Universal Studios.

[映画.com ニュース] 「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや、「ヴィジット」「スプリット」(5月12日公開)といったM・ナイト・シャマラン監督作品、さらにはオスカーに輝く「セッション」まで幅広く手がける名プロデューサーのジェイソン・ブラムが、人気スリラーシリーズの最新作「パージ:大統領令」について語るインタビュー映像が、公開された。

「1年に一晩だけすべての犯罪が合法化される」法律“パージ”がもたらす恐怖を描き、全世界でのシリーズ累計興行収入300億円超を誇るシリーズの第3作。ブラムは、「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイと共に共同プロデュースを行う。パージ法に異を唱える大統領候補のローン上院議員(エリザベス・ミッチェル)と護衛を務めるレオ(フランク・グリロ)が、パージ法を推奨する極右政権NFFAに命を狙われる。「キャプテン・アメリカ」シリーズのグリロが、前作に続きレオ役に扮する。

ブラムは、パージ法の始まりについて「“パージ”が誕生した背景には、失業率の上昇やアメリカ経済の停滞がある。そこでNFFAが提案したのが、年に1晩、何をしてもいい夜を作ることだったんだ」と社会のひずみから生まれたものであると解説する。その上で、本作の“進化点”を「1作目の舞台は家、2作目は街、3作目は国家とスケールアップしてる。パージが行われるのはアメリカだけだ。だから本作では、南アフリカからも参加者が来る。皮肉だけどスイス人もいたかな。世界中から人が集まり犯罪を楽しもうとするんだよ」と語っている。

パージ:大統領令」は、4月14日から全国公開。


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