押井守版アニメを完全再現!「ゴースト・イン・ザ・シェル」約5分におよぶ本編映像公開
2017年4月1日 10:00

[映画.com ニュース]押井守監督によるアニメ版「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」も人気を博す士郎正宗氏によるSF漫画「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソン主演で実写化した「ゴースト・イン・ザ・シェル」の本編映像が、公開された。映画の序盤で展開する、アニメ版を完全再現したアクションシーンを切り取っている。
テロ攻撃にあい全身を損傷し、脳とわずかな記憶を残して肉体が機械化された捜査官・少佐(ヨハンソン)が、捜査組織“公安9課”の一員としてサイバーテロ事件に挑んでいくさまを描く。ビートたけしが少佐の上司・荒巻、ピルウ・アスベックが少佐の相棒バトー、マイケル・ピットが事件のカギを握る革命家クゼ、ジュリエット・ビノシュがオリジナルキャラクターのオウレイ博士に扮する。
映像では、約5分間にわたって少佐の流れるようなアクションが描かれている。高層ホテルの一室でハンカ・ロボティックス社のオズモンド博士と某国の大統領が密談中、突如として黒服の集団による襲撃事件が発生。光学迷彩スーツをまとった少佐は、ビルの屋上からダイブして窓を突き破り、犯人たちと対じする。「アベンジャーズ」シリーズのヨハンソンがダイナミックなアクションに挑戦し、壁を三角蹴りして犯人を蹴り飛ばし、正確な狙撃術で瞬時に制圧する最強の捜査官・少佐を熱演している。映像は、「ウルヴァリン:SAMURAI」の福島リラ演じる芸者ロボットが「ハンカ社と組んだら破滅だ」と意味深なメッセージを残すシーンで幕を閉じる。
少佐になりきったヨハンソンは「アニメ版そっくりのシーンもあるわ。そういうシーンを再現するのはワクワクしたし、観客も実写化されているのを見て興奮できるはずよ」と再現度に自信を見せつつも「とはいえ、再現ばかりしていたわけではない。オリジナル版へきちんと敬意を払いながらも、それ以外は独自の作品になっているわ」と「攻殻機動隊」の新たな面を切り開いた作品であるとしている。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、4月7日から全国公開。
(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
関連ニュース




「アベンジャーズ エンドゲーム」ルッソ兄弟が創造した“現実と異なる90年代” ヘンテコロボットへのこだわりは?【「エレクトリック・ステイト」インタビュー】
2025年3月14日 09:00


映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)