米パラマウントに契約トラブル 中国パートナーの1億ドル以上の未払いが発覚
2017年3月29日 22:00

[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズと出資契約を結んだ中国企業2社が、いまだに1セントも支払いを行っていないことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
パラマウントは昨年11月、Shanghai Film Group(上海電影集団)とHuahua Mediaの2社と出資契約を締結。今後3年間、パラマウントが製作するすべての映画作品の製作費を2社が最低25%負担するというもので、昨年公開の「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」からが対象となっていた。
しかし、現時点で1億4000万ドルの支払い義務が生じているものの、2社は支払いを拒否しているという。中国政府が現金の海外輸出規制を行っていることに加え、今回の契約を取りまとめたパラマウント・ピクチャーズのブラッド・グレイ最高経営責任者(CEO)が先月辞職したため、中国側が不安を募らせていることが原因のようだ。2社は、パラマウント・ピクチャーズの新CEOと、親会社バイアコムのボブ・バキッシュ最高責任者から今後の公開プランについて話を聞くまでは支払いを行わないと主張しているという。
ちなみに、Huahua Mediaは「トランスフォーマー ロストエイジ」(14)や「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(15)、「スター・トレック BEYOND」(16)といったパラマウント作品に出資している。
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