「花戦さ」予告編&ポスター完成!萬斎、猿之助、貴一、蔵之介、浩市ら名優が百花繚乱
2017年3月17日 15:00
萬斎のほか、歌舞伎俳優・市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市といった名優が結集した時代劇。「地下鉄(メトロ)に乗って」「起終点駅 ターミナル」の篠原哲雄監督とNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の脚本家・森下佳子が組み、専好(萬斎)が唯一無二の親友・千利休(佐藤)を自害に追いやった豊臣秀吉(猿之助)に華道で戦いを挑む姿を描く。
予告編では、専好、千利休、秀吉、信長(中井)、前田利家(佐々木)といったキャラクターが次々と登場。萬斎がコミカルな演技で画面に彩りをもたらせば、佐藤がいぶし銀の存在感で重厚感を与え、名優たちが高次元の演技合戦を繰り広げている。秀吉が「利休の話をするな!」と激高し、専好が目に涙をためながら「仏なんか、どこにおるんや」と絞り出すようにつぶやくシリアスなシーンも盛り込まれ、久石譲のダイナミックな音楽に乗せて亡き友・利休の無念を晴らすために立ち上がった専好の熱き生きざまが描かれる。「花戦さ」のタイトルにふさわしく、岐阜城の大広間で10人がかりで14日間かけて作り上げたという4.55メートルの巨大な松生け花も登場。予告編は、不敵な笑みを浮かべる専好の「花をもって世を正そうぞ」というセリフで締めくくられる。
ポスターは、「秀吉ギャフン!」のキャッチコピーが踊るなか、個性豊かなキャラクターと彩り豊かな花々が咲き乱れるまさに“百花繚乱”なデザイン。専好は、「勝負」とかけてか菖蒲の花を捧げ持ち、笑顔をはじけさせている。
「花戦さ」は、上記キャストのほか、高橋克実、和田正人、森川葵、山内圭哉、吉田栄作、竹下景子らが脇を固める。6月3日から全国公開。