古川雄輝主演で「僕だけがいない街」ドラマ化!今冬から世界190カ国に配信
2017年3月15日 19:30

[映画.com ニュース] 三部けい氏の人気漫画「僕だけがいない街」が、古川雄輝の主演でドラマ化されることが決定した。2016年にテレビアニメ&実写映画化されたが、原作の連載終了後に映像化されるのは初めて。3度目の映像化となる本作は、Netflixオリジナルドラマとして今冬から世界190カ国に配信される。古川出演作「L エル」を手がけた下山天監督がメガホンをとる。
「ヤングエース」(KADOKAWA刊)の2012年7月号~16年12月号に連載された原作漫画「僕だけがいない街」は、“リバイバル”と呼ばれるタイムリープ能力を持つ青年・藤沼悟が、18年前の児童連続誘拐事件の謎に挑むSFミステリー。「マンガ大賞」と「このマンガがすごい!」オトコ編に14年から3年連続でランクインし、単行本の累計発行部数は429万部を突破した人気作。16年1月に放送されたテレビアニメ版は土屋太鳳と満島真之介が声優として参加し、3月には藤原竜也主演の実写映画版が公開された。
キャストは、古川のほか優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、江口のりこ、眞島秀和、戸次重幸、黒谷友香ら多彩な顔ぶれが結集。悟役の古川は、「世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います」と喜びを述べ、そのうえで「久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく『僕街』に触れる方々にも満足して頂ける悟を演じたいと思います」と意欲をみなぎらせた。
さらに、下山監督も「映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に“映像の記憶”として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかったあのクライマックスの完全映像化です。現在、Netflixでの世界配信へ向けて、作品のリアルな季節感や空気感を描く為、真冬の北海道での4K撮影が続いています」と気合十分。三部氏は、「原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!」と期待を寄せている。
またプロデューサーの池田篤史氏は、「原作ファンの一人としてオリジナルの魅力である伏線の妙を大切に、軸のぶれないストーリーラインをしっかりと伝えていきたい。そして、原作完結後だからこそできる、今回のドラマならではの解釈を盛り込んでいるので、その仕掛けに気付いてほしいなと思います」とコメントを寄せている。
Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は、今冬から配信開始。
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