中谷美紀、T・マリック監督作「ボヤージュ・オブ・タイム」でナレーションを担当
2017年2月18日 09:00
[映画.com ニュース] 女優の中谷美紀が、巨匠テレンス・マリックによるドキュメンタリー「ボヤージュ・オブ・タイム」の日本語版ナレーションを務めることがわかった。あわせて、中谷のナレーションで紡がれる日本語版予告編が公開された。
映画は、ビッグバンから人類の時代、さらにその先の世界まで壮大な宇宙の歴史をたどるドキュメンタリー。ブラッド・ピットと「オーシャンズ」など自然ドキュメンタリーでも知られるジャック・ペランが製作に名を連ねている。オリジナル版のナレーションは、オスカー女優のケイト・ブランシェットが担当した。
洋画作品の語り部に初挑戦した中谷は、「監督やプロデューサーのソフォクレス(・タシオリス)さんからは、『必要以上にお客さまをガイドしようとするのではなく、作品に身をゆだねるような形で、なおかつ自分自身に問いかけるように、宇宙を司る、私たちの目には見えないもっと大きなものに語りかけてほしい』というアドバイスをいただきました」と明かす。「与えられた『語り』のセリフが少ない分、その少ないセリフに込める、余白の部分、行間の部分を大切に表現するよう努めました」と収録時を振り返っている。
また、プロデューサーのタシオリスは、中谷を「素晴らしいの一言!」と大絶賛。「テレンス・マリック監督が求めるトーンやテンションに非常に合っていて、収録現場でお願いしたちょっとしたニュアンスの違いなど、非常に繊細な要望にも完璧に答えてくれました。日本語版語りを彼女にしてもらえてよかったです」とコメントしている。
このほど公開された日本語版の予告では、オリジナル版でブランシェットが語る部分を、中谷が繊細かつ力強く表現。映像は、宇宙で繰り広げられる惑星の活動や、地球上の自然、生物の美しさを誌的に映し出している。
「ボヤージュ・オブ・タイム」は、2017年3月から東京・TOHOシネマズシャンテほか、全国で公開。
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