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水谷豊&反町隆史のコンビネーションを熟成させる、付かず離れずのスタンス

2017年2月12日 11:00

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ドラマは現在もシーズン15が放送中
ドラマは現在もシーズン15が放送中

[映画.com ニュース] 「今、何ができるのか」をひとつひとつ実践し時代を活写してきたからこそ、「相棒」は長寿シリーズとなりえた。その中心にいるのはもちろん、警視庁特命係の杉下右京こと水谷豊だ。約3年ぶりとなる「相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人」では、反町隆史扮する4代目相棒の冠城亘とともに、国際犯罪組織をも巻き込んだ難事件の真相に迫り真実を導き出す。

「全員がそうだと思うんですけれど、今、何がいいかということをずっとやっているものですから難しいと感じることはないんです。ただ、何を残して何を捨てていったらいいかということはやっていますね。いつも新しい世界に向かっていきたい思いが強いですから」

同じ役を続ける難しさと楽しさを問うと、水谷はこう答えた。2000年6月のドラマスペシャルから、間もなく17年。多彩なレギュラー陣と手練れのスタッフによって築かれた強固な信頼関係は揺るぎない。その“相棒ワールド”に、15年10月のシーズン14に法務省から出向してきた反町。そして1年余り、右京と冠城として実戦を積んでの劇場版。水谷には長寿シリーズならではの感慨があった。

「テレビシリーズから映画ができるのはそうそうあることではないですから、皆の夢といいますか1本目の映画ができた時は皆で大喜びしたのを覚えているんですけれど、それがまさかのIVですからね。しかも、各相棒で映画ができているわけですから、ソリ(反町)の時に映画ができなかったらどうしようという思いもありましたので(笑)、いやあ、やっぱりうれしかったですね」

一方、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(13)以来の映画となる反町には、相当な思いがあったようだ。

「映画はお客さんに劇場に足を運んでいただくわけですから、それなりの覚悟と責任を持ってやらなきゃいけないと思いました。さらに、見応えのある映画ならではの内容でもあったので自分なりにプレッシャーも感じていました」

7年前に隠ぺいされた英国の日本領事館で起きた惨殺事件で生き残った少女が、再び誘拐されたのを端緒に国際犯罪組織が日本政府に身代金9億円を要求する脅迫事件が軸となる。犯行グループの標的は、世界スポーツ競技大会の日本選手団の凱旋パレード。福岡・北九州市の全面協力により、市の目抜き通りを半日にわたって封鎖する「相棒」史上、否、日本映画でも過去に類を見ない大規模なロケが敢行され3000人のエキストラが集まった。

水谷「あれだけ大勢の人が来てくれたことにまず感動し、我々は事件を解決しなければいけないので、あの群衆をかき分けて走っていくというのは映画的にゾクッとしましたね。でも、見ている方はついつい僕たちを見るんです。だから、こっち見ないでねってお願いしながらやっていました(笑)。日本に北九州市がなければ、この映画はできていなかったくらいのことが行われましたね」

反町「すべてのタイミングが合わないとOKをいただけないので大変でしたけれど、周りの人たちはパレードを見ているから止まっているじゃないですか。そのへんはうまく2人で動けたかなとは思います。ちょっとイベント的でした」

ドラマは現在もシーズン15が放送中。映画という大きな節目を共にしたことで、2人のコンビネーションをさらに熟成していくだろうという期待が膨らんだ。

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