“雨女”藤原紀香、干ばつのケニアに雨降らせる「マサイ族が嬉しがっていた」
2017年2月11日 14:26

[映画.com ニュース]「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督最新作「サバイバルファミリー」が2月11日、全国268スクリーンで公開初日を迎え、矢口監督をはじめ主人公の鈴木家を演じた小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、洗礼されたライバル・斎藤家に扮した時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳が東京・TOHOシネマズ六本木での舞台挨拶に立った。
この日は平均身長161センチの鈴木家と、181センチの斎藤家が揃い踏み。小日向は「現場で時任さんたちに会った時、『芸能人だ~』と思った」と振り返り、「久しぶりに会ったら、この身長差。素晴らしい斎藤家、ちんちくりんな鈴木家!」と不満顔だ。これに矢口監督が「サバイバル術がない鈴木家と、アウトドアなどの基礎がある斎藤家、その違いを出さなきゃと。背の高さはかなり考慮しました」と説明すると、小日向は「こちらはあまりにも連日過酷な撮影ばかりで、正直ムッとしていました。何で斎藤家とこんなに違うのかと。監督の悪意を感じていました(笑)」とクレームをつけていた。
斎藤家の面々は一様に「イケイケな」を枕詞に挨拶したが、藤原には「イケイケでないエピソード」があったそう。矢口監督は「藤原さんが本当に雨女。来た日に限って雨が降るんですよ。噂によると、海外でも砂漠でも大抵雨を降らせるそうです」と暴露し、「小康状態になった時にカメラを回しているから、斎藤家が出てくると必ず天気が悪いんです。自覚はしていました?」とたたみかけた。
当の藤原は「気が付かないふりをしていました。でもよく言われます」とほほ笑み、「以前、乾季のケニアでも降ってしまい洪水になりました。野生動物もマサイ族も嬉しがっちゃって、すごかったですよ。雨女って日本では迷惑がられるんですけど、中国では祝福の女だからと言われ心が晴れました」と明かす。矢口監督は「ちょいちょい天然出してくる。今日はスカートを破っちゃったそうで、いまの衣装、縫い跡があるんですよ」と追撃し、その後も雨あられと天然エピソードを暴露された藤原は、「もう言わないで~!」と顔を伏せて笑っていた。
最後に、鈴木家の妻として過酷な撮影を乗り越えた深津は、夫役の小日向に対し「公開までの長い道のり、本当にお疲れ様でした。こんなにキュートな63歳はどこにもいません。一生、可愛い人でいてください。ずっと大好きです」と信頼を寄せる。小日向は「いまのひと言で苦労が全部吹っ飛びました」とにやけ、「監督と約束したことがあります。この作品がヒットした場合は『2』があるとのことです」。矢口監督は「その約束は社交辞令です」と取り合わなかったが、それでも「今度は、すごく寒い思いをしてもらおうかな。構想がふつふつとわいています」と意欲を見せていた。
フォトギャラリー
関連ニュース
玉木宏、コンプラ度外視な保険調査員役でフジドラマ9年ぶり出演 「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」1月スタート
2025年11月12日 05:00
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ