トム・ハンクスinサウジアラビア?「王様のためのホログラム」メイキング写真入手
2017年2月9日 15:00

[映画.com ニュース] 「クラウド アトラス」のトム・ティクバ監督とトム・ハンクスが再タッグを組んだ「王様のためのホログラム」のメイキング写真3点が、公開された。
ハンクスとエマ・ワトソンが共演する「ザ・サークル(原題)」の原作や、「かいじゅうたちのいるところ」の共同脚本も手がけたデイブ・エッガースの人気小説を映画化。大手自動車メーカーの取締役を解任されて家も家族も失ったアラン(ハンクス)は、再起をかけてIT企業に再就職。サウジアラビアの国王に画期的なテレビ会議システム「3Dホログラム」をプレゼンするために現地に飛び、異国の地で奮闘する。
写真では、飛行機の中で、サウジアラビアの人々の中にスーツ姿のアランがぽつんと座っているユーモラスなシーンの撮影風景や、アレクサンダー・ブラック演じるタクシー運転手ユセフと食事する様子など、これまでのハンクスの出演作品とは大きく異なる姿が映し出されている。
ハンクスにとって、異国での撮影は劇中のアラン同様驚きの連続だったようだ。「舞台はサウジアラビアだが現地では撮影できず、モロッコで撮影をした。いつもと少し違う世界には準備ができていたが、これほどの異国には準備ができていなかったことがわかったよ。私たちはウエスタン・サハラという徒歩では到底行けない場所で撮影していた。砂漠での撮影は悪夢のように思われるかもしれない。それでも、悪夢のような体験は魔法のように素晴らしくなることもあるんだよ!」
ハンクスは、キャラクターについても言及。「アラン・クレイにはサウジアラビアを理解することが当面できない。何もかもわけがわからないと思っていて火星にいると感じているような男だ」と語るとともに「しかしタクシー運転手でのちに友人となるユセフと出会い、彼が道案内をするだけではなく、サウジアラビアがどういう国なのか教えてくれる。そこで誰もが人間らしい弱点を抱えているっていうことがわかるんだ。アランとユセフの風習や考え方、2つの文化が出会い絡み合っていくことを、偶然に起こったようにしなければならなかったのが難しかったね」と振り返っている。
「王様のためのホログラム」は、2月10日から全国公開。
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