米シチュエーションコメディ「ふたりは友達? ウィル&グレイス」が復活
2017年1月30日 08:00
[映画.com ニュース] 米シチュエーションコメディ「ふたりは友達? ウィル&グレイス」が正式に復活することになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
「ふたりは友達? ウィル&グレイス」といえば、米NBCで1998年から2006年まで8シーズンにわたって放送された人気コメディシリーズで、ゲイの弁護士ウィル(エリック・マコーミック)とインテリアデザイナーのグレイス(デブラ・メッシング)の親友同士を中心に、ゲイの友人ジャック(ショーン・ヘイズ)、グレイスの助手カレン(メーガン・ムラリー)が繰り広げる騒動を描いたシチュエーションコメディ。
昨年9月、米大統領選への投票を呼びかける動画を作成するために4人のキャストが再結集。この動画がネット上で拡散して大きな話題となったため、米NBCはリバイバルの準備を行ってきた。レギュラーキャスト4人や企画・製作総指揮デビッド・コーハン、マックス・マッチニックなどの契約が完了し、17年秋から18年春までのテレビシーズンで10話限定で復活することが決定したという。
ちなみにアメリカではネットワーク局のみならずケーブル局やストリーミング会社までがオリジナルドラマ作りに乗りだしているため、年間500タイトル近くが制作され、競争が激化している。そのため、知名度のある往年のテレビドラマのリブートや、人気映画のドラマ化が急増。現在も、「スニーカーズ」や「エネミー・オブ・アメリカ」「宇宙戦争」「ディパーテッド」「ロスト・ボーイズ」といった映画作品のドラマ化や、「私立探偵マグナム」「ダイナスティー」「L.A. LAW/7人の弁護士」など往年のテレビドラマのリブートが進行中だ。