山本美月×伊野尾慧「ピーチガール」主題歌はカーリー・レイ・ジェプセン!
2017年1月27日 12:00
[映画.com ニュース] 山本美月と「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧がダブル主演する映画「ピーチガール」の主題歌が、カナダのシンガーソングライター、カーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」に決定。ジェプセンが日本映画に楽曲を提供するのは、今作が初となる。
映画は、累計発行部数1300万部を突破した上田美和氏の同名少女コミックが原作のラブストーリー。元水泳部のもも(山本)は、日焼けした肌&赤髪という外見から「遊んでいる」「ナマイキ」と周囲に誤解されがちだが、実は誰よりも純真無垢な女子高生。中学時代からの同級生・とーじ(真剣佑)に恋心を抱いていたが、学校一のイケメンでお調子者のカイリ(伊野尾)や他人のお気に入りを何でも略奪しようとする沙絵(永野芽郁)と関わるうちに、一途な思いに変化が生じていく。
主題歌に決まったジェプセンの「コール・ミー・メイビー」は、2012年に米ビルボードのシングルチャートで9週連続1位を獲得し、第55回グラミー賞では最優秀楽曲賞を含む2部門にノミネートした世界的ヒットソング。コミカルでありながら、揺れる切ない乙女心を描く今作の世界観に最適な楽曲という理由でチョイスされ、製作陣の数カ月に及ぶ交渉がこのほど実った。
プロデューサーの新垣弘隆氏は、楽曲について「一度聞いたら絶対耳残りするPOPなメロディー、そしてカーリーのキュートな歌声が素晴らしいラブソング」とほれ込んでいる様子。長期間に及ぶ交渉では「何度も諦めかけた」そうだが、「決定のビッグニュースはまさに感動の瞬間。我々の思いに共感し快諾いただいたカーリーに深く感謝します」と振り返っている。
メガホンをとるのは、大根仁監督作「モテキ」「バクマン。」で助監督を務めた実力派・神徳幸治監督。新垣氏は「神徳監督が『コール・ミー・メイビー』にあわせて制作したエンドロールも誰もが楽しめて必見です」とコメントを寄せている。
「ピーチガール」は、5月20日から全国で公開。