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“金魚事件”を描く短編「そうして私たちはプールに金魚を、」がサンダンス映画祭でグランプリ!

2017年1月26日 14:45

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サンダンス映画祭短編部門でグランプリ!
サンダンス映画祭短編部門でグランプリ!
(C) MOON CINEMA PROJECT

[映画.com ニュース]埼玉・狭山市で実際に起こった事件にインスパイアされた短編映画「そうして私たちはプールに金魚を、」(英題:And so we put goldfish in the pool.)が、ワールドプレミア上映を行った第33回サンダンス映画祭の短編部門でグランプリを獲得。メガホンをとった長久允(ながひさ・まこと)監督が、映画.comに喜びのコメントを寄せた。

カンヌ国際広告祭ヤングライオンフィルム部門で、日本人初のメダリストとなった長久監督が手掛けた本作は、次世代の映画監督を発掘するスカラシッププロジェクト「MOON CINEMA PROJECT」の第1回グランプリ作品。2013年夏、狭山市の女子中学生4人が学校のプールに金魚400匹を放って世間を騒がせた事件を原案にした物語が展開し、「バースデーカード」「あえかなる部屋 内藤礼と、光たち」で好演した新進女優・湯川ひなが主演を務めている。

また挿入歌には、南沙織のデビュー曲「17才」を使用。ドキュメンタリー映画「モッシュピット」に出演し、新宿アンダーグラウンドシーンでも異彩を放つバンド「NATURE DANGER GANG」が原曲のイメージを覆すテクノアレンジを施している。

喜びを爆発させる長久允監督
喜びを爆発させる長久允監督
(C)2017 Sundance Institute | photo by Calvin Knight

授賞式でグランプリが発表されると、壇上のプレゼンターと満面の笑みでハイタッチを交わした長久監督は、開口一番「ありがとう、サンダンス!」と喜びを爆発させた。そして「日本の隅っこのストレンジなフィルムを、9000本の中から見つけてくれて本当にありがとうございます」と興奮した様子でトロフィーを頭上を掲げていた。

授賞式を終えた長久監督は「『とるぞ世界一!』なんて言って出国しましたが、本当に獲れるとは! エモさ伝わりました世界に」と驚きを隠せない。そして製作をサポートしてくれたスタッフに謝意を示しつつ「狭山市の小さな事件が、世界中の人々に見られる物語に化けました。日本のこのヘンテコなスタイルの映画が、世界で評価されたことはそれも大きな事件だと思います」と発言し「このスタイルで、次は長編を。つくりたい企画がごろごろ頭の中にあります。楽しみにしていてください」とさらなる製作意欲をのぞかせた。

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