何気ない判断が招いた少女の死…ダルデンヌ兄弟監督のサスペンス、予告編&ポスター公開
2017年1月6日 19:30

[映画.com ニュース] ベルギーの巨匠ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟が手がけるサスペンス「午後8時の訪問者」が、4月8日に公開される。このほど、自らの何気ない判断が招いた悲劇に苦悩する主人公を捉えた予告編と、ポスター画像がお披露目された。
映画は、若き女医が見知らぬ少女の死をめぐる事件に巻き込まれていくさまを描く。女医のジェニーは、診療時間を過ぎた午後8時に鳴ったドアベルに応じず、翌日、ベルを鳴らしていた少女が遺体で発見される。自分がドアを開けていれば救えたかもしれないと、少女の身元や足取りを調べ始めたジェニーは、思いもよらぬ危険にさらされることになる。
予告編では、ドアを開けようとした研修医を「診療時間外」という理由で何気なく制止するジェニーの姿から始まる。その後、自らの判断が少女の命を奪ってしまったと後悔の念に駆られたジェニーは、警察の忠告を聞かずに調査を開始。車を襲われたり、深い穴に突き落とされたりと危険な目に遭いながらも、徐々に少女の死の真相に近づいていく様子が収められている。
主人公・ジェニーを仏女優アデル・エネルが演じるほか、オリビエ・ボノー、ジェレミー・レニエ、オリビエ・グルメ、ファブリツィオ・ロンジョーネが共演する。
「午後8時の訪問者」は、4月8日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
(C)LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM – FRANCE 2 CINEMA - VOO et Be tv - RTBF (Television belge)
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