アンナ・カリーナがキュート! ゴダールの傑作「はなればなれに」レイトショー公開
2017年1月5日 12:00

[映画.com ニュース] ヌーベルバーグの傑作で、ジャン=リュック・ゴダール監督、アンナ・カリーナ主演の「はなればなれに(1964)」が、1月21日から新宿シネマカリテでレイトショー公開されることが決定した。
当時夫婦関係にあった33歳のゴダールと23歳のカリーナが、1963年11月に設立した独立プロ、アヌーシュカ・フィルムの製作第1弾。ゴダールがアメリカの犯罪小説をもとに、型破りの3人組による恋と犯罪を描いたドラマ。
3人がカフェで踊るマディソン・ダンスのシーンと、ルーブル美術館でゲリラ撮影された全力疾走シーンは、映画ファンの間で現在も語り継がれる名シーンとして知られており、本作の大ファンだというクエンティン・タランティーノは、自らの製作会社の名前に本作の原題「Bande a part」と付けている。日本では長らく劇場公開が実現せず、1998年に初上映。ミシェル・ルグランが音楽を担当した。若き日のアンナ・カリーナの魅力がほとばしるみずみずしい作品だ。
ある日偶然出会った小悪党の男ふたりと、無垢な女。パリ郊外にある女の叔母の家から大金を盗む計画を立てる3人だが、予期せぬハプニングから計画は殺人事件へと発展する。強欲なアルチュールに惹かれるちょっと奥手なオディールと、彼女をひたむきに愛する優しいフランツ。アマチュア強盗団3人のバランスは、逃亡生活のなかで徐々に崩壊していく。
「はなればなれに(1964)」は、1月21日から新宿シネマカリテでレイトショー公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
Pontaパス
【「ズートピア2」「アバターF&A」などを“500円”で観られる!】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ