仏カイエ・デュ・シネマ誌選出「2016年の映画ベスト10」
2016年12月24日 08:00

[映画.com ニュース] フランスの権威ある映画批評誌カイエ・デュ・シネマが、2016年の映画ベスト10を発表した。
第1位に選ばれたのは、ドイツのマーレン・アーデ監督作「Toni Erdmann(原題)」。キャリアウーマンの娘(ザンドラ・ヒュラー)と、空気を読まないいたずら好きの元音楽教師の父親(ペーター・ジモニシェック)の関係を描いたドラメディだ。
今年のカンヌ映画祭で評判を呼んだものの、大方の予想を裏切って無冠に終わった作品だが、先日発表された第29回ヨーロッパ映画賞ではヨーロッパ最優秀作品に与えられるヨーロッパ作品賞と同監督賞、脚本賞、男優賞、女優賞の主要5部門を制した。また、アカデミー賞外国語映画賞のドイツ代表でもあり、これまでの賞レースを見るかぎり、最有力候補の1作となっている。
ベスト10は以下の通り。
1.「Toni Erdmann(原題)」(マーレン・アーデ監督)
2.「エル(原題)」(ポール・バーホーベン監督)
3.「ネオン・デーモン」(ニコラス・ウィンディング・レフン監督)
4.「アクエリアス」(クレベール・メンドンサ・フィリオ監督)
5.「Ma Loute(原題)」(ブリュノ・デュモン監督)
6.「ジュリエッタ」(ペドロ・アルモドバル監督)
7.「Rester Vertical(原題)」(アラン・ギロディ監督)
8.「La Loi de la jungle(原題)」(アントナン・ペレジャトコ監督)
9.「キャロル」(トッド・ヘインズ監督)
10.「Le bois dont les reves sont faits(原題)」(クレア・シモン監督)
2.「エル(原題)」(ポール・バーホーベン監督)
3.「ネオン・デーモン」(ニコラス・ウィンディング・レフン監督)
4.「アクエリアス」(クレベール・メンドンサ・フィリオ監督)
5.「Ma Loute(原題)」(ブリュノ・デュモン監督)
6.「ジュリエッタ」(ペドロ・アルモドバル監督)
7.「Rester Vertical(原題)」(アラン・ギロディ監督)
8.「La Loi de la jungle(原題)」(アントナン・ペレジャトコ監督)
9.「キャロル」(トッド・ヘインズ監督)
10.「Le bois dont les reves sont faits(原題)」(クレア・シモン監督)
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