井口昇監督豪語「考えていること同じ」、最新作「スレイブメン」はヒーロー版「君の名は。」
2016年12月19日 20:10
井口監督は、「プロデューサーからヒーローものをやりませんかというオーダーがきて、マーベルや仮面ライダーなどやり尽されている中で見たことのないものができないかと考えた。今風にしたいと思ったら、現代はSNS時代だから自撮りのヒーローだろうとなった」と説明。「突出して異色」と断言する、腕のカメラによるスキャニングで敵を消し去るスレイブメンを生み出した。
主演の中村優一は、「仮面ライダー響鬼」「仮面ライダー電王」など“王道”のヒーローものに出演経験があるものの、「こっちの方が合っている」と断言。「世界一弱いヒーローで始まるので、監督からはのび太でいてくれと言われた。ライダー以来のヒーローものなので、燃えて撮影しました」と自信のほどをアピールした。
井口作品の常連である津田寛治は、「井口ワールドが出ているけれど隠れているような…。あまりに感動してその場で感想文を書いた。映画を見て文字におこしたいと思ったのは初めて。裸は出てこないけれど、いい意味でAVっぽい」と独特の表現で絶賛。井口監督のワークショップ出身で、舞台挨拶初経験のヒロイン・奥田佳弥子は、「見たことのない映画で、楽しんでもらえると思います」とういういしさをのぞかせた。
キャストの褒め言葉に気を良くした井口監督は、「パクリがあるじゃないかと思われる方もいるかもしれない。でも、中毒性のある映画なので2度、3度と見ればさらに面白くなる。皆さん、広めてください」と懇願。そして、「このまえやっと『君の名は。』を見たら、同じことを考えていると思った。この映画はヒーロー版『君の名は。』です。なんなら俺が新海誠でもいい」と豪語していた。
「スレイブメン」は、自主映画を作っている青年が突然起きた事件に巻き込まれ、襲って来た敵のマスクを偶然かぶったことによって不思議なパワーを獲得し、自分の映画に出演してほしいと願うひと目ぼれした美少女を守るための戦いに身を投じていく物語。2017年3月10日からシネマート新宿ほか全国で順次公開される。
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