ビートたけし、正月は「龍が如く6」に没頭!?「これから布団持って一番乗りで並ぶ」
2016年12月7日 16:10
[映画.com ニュース] 人気ゲームのPlay Station4(PS4)用の最新作「龍が如く6 命の詩。」の完成披露会が12月7日、都内で行われ、キャラクターとして登場し声も担当したビートたけし、藤原竜也、小栗旬、真木よう子らが出席した。
累計800万部を超えるヒットシリーズで、広島・尾道のやくざ・広瀬一家総長役で出演するたけしは「(名越稔洋)監督とカラオケ屋で会っていいシャンパンを飲ませてもらったし、ギャラももらえてもうかるなら俺も出ようと思った」と説明。CG化された自身のキャラクターへのアフレコについては、「セリフを読めば、周りがやってくれてアクションもつくってくれるから楽だった」と言ってのけた。
登場の際には用意されたスツールに後ろ向きに座って笑いをとり、風邪で声が出ない真木の横で声帯模写やオリジナルの手話でフォロー。鏡抜きでは、木づちを股間に当てるなどやりたい放題。自身も1986年に「たけしの挑戦状」でゲームのプロデュースをしたことがあり、「自慢じゃないが、クソゲー日本一といわれている。子供が泣いて、親からクレームがきて社会問題になった。それがいまではプレミアがついている。いかに両極端が必要かということ」と持論を展開した。
それでも、「人物より背景が気になっちゃう。心地よい映像で、実写ではなかなかできない。これなら思い通りにできるな」と、映画監督の視点でクオリティーを高評価。なぜかPS4を持っているそうで、明日8日の発売を前に「これから布団を持って一番乗りで並んで、テレビのインタビューを受けるから。正月に休みを取ったんで挑戦したい。でも、やり出すと止まらなくなるんだよなあ」とやる気を見せた。
第1作から興じているという小栗は、「大筋も面白いが、サブゲームがいっぱいあって本編を忘れて時間を使ってしまう。今まで達成率が100%になったことがないから、今日お会いした皆さんにこっそり聞いて達成したい」と意欲。藤原も、「ここまで(技術が)進化しているのかと。自分に声を当てるのは不思議な感覚だったけれど、楽しくいい体験をさせてもらった」と笑顔で振り返っていた。