能町みね子、人生を大きく変えた映画「アメリ」
2016年12月4日 11:30

[映画.com ニュース] エッセイストとして数多くの連載を抱えるかたわら、ラジオパーソナリティ、相撲解説者、声優など幅広く活躍する能町みね子が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送中のオリジナル番組「この映画が観たい」に出演。2007年に性別適合手術を受け、戸籍上女性となったが、自身の性別を認識するきっかけとして、ジャン=ピエール・ジュネ監督の「アメリ」(2001)を挙げている。
劇場公開時を振り返り、「当時は性転換とか、男の子が好きとか意識していなかった」というが、主人公のアメリが男性の運転するバイクに2人乗りするラストシーンを見て「バイクの後ろに乗りたい自分に気づいたんです。普通(男性なら)乗せる方だろと。それで『そうか!』と素で思って」とその後の“決断”を後押しする作品になった。「見る前はそんなつもりなかったんですけど、人生を変えてしまったんでしょうね…」(能町)。
ゲストのかけがえのない“映画体験”と、それにまつわる人生エピソードを語る同番組。能町は「アメリ」と同時期に日本公開されたテリー・ツワイゴフ監督の「ゴーストワールド」(2001)についても言及し、退屈な日常をおくるティーンの閉塞感に「リア充に対する呪詛(じゅそ)に引き込まれたし、皮肉なままじゃなく、リアリティを感じた」と自身を重ね合わせる。
加えて、「ヨコハマメリー」(2005)、「映画『立候補』」(2013)、「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」(2015)という、一般的には少数者と呼ばれる市民の生き様に迫る邦画ドキュメンタリー3本をチョイス。それぞれに、多様な問題提起をはらむ作品群に対する能町の鋭い視点はもちろん、一種のエンターテインメントとして楽しんでいる姿勢が興味深い。
「やっぱり人の人生を見るのが好きなんでしょうね。(映画を通して)いろんな場所に行きたいですし。映画はあくまで娯楽でなければいけないと思います。見なくてもいいけど、楽しいから見る。なくていいものこそ、なくてはいけないですから」(能町)
「この映画が観たい能町みね子のオールタイム・ベスト」は、12月5日午後11時半からムービープラスで初回放送予定。
関連ニュース
「クライム101」日本語吹替版キャストに三宅健太、山路和弘、本田貴子、阪口周平、白石涼子ら声優陣集結! 激推しコメントも公開
2026年1月30日 20:00
映画.com注目特集をチェック
メラニア
世界中がさまざまな出来事に揺れ動く今、公開される――あなたにはこの作品が、どう映る?
提供:イオンエンターテイメント
ジャッキー・チェンだよ全員集合!!
【祝・日本公開100本目】“あの頃”の感じだコレ!!ワクワクで観たら頭空っぽめちゃ楽しかった!!
提供:ツイン
辛口批評家100%高評価
【世界最高峰】“次に観るべき絶品”を探す人へ…知る人ぞ知る名作、ここにあります。
提供:Hulu Japan
なんだこの“めちゃ面白そう”な映画は…!?
【90分のリアルタイムリミット・アクションスリラー】SNSでも話題沸騰の驚愕×ド迫力注目作!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント