戦後ドイツの映画ポスター展開催 東西両側のグラフィックをたどる
2016年11月11日 17:00

[映画.com ニュース] 1950年代後半から1990年までに制作された映画ポスターを紹介する展覧会「戦後ドイツの映画ポスター」が、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで11月15日から開催される。
本展覧会は、フィルムセンターと京都国立近代美術館の共催で、11月29日から12月25日まで開催される特集上映「DEFA70周年知られざる東ドイツ映画」の関連企画。西ドイツから45点、東ドイツから40点の計85点を通じ、“鉄のカーテン”の両脇で花開いた2つのグラフィズムを紹介する。
第2次大戦後、東西二つに分断されたドイツは、1990年に統一されるまで、冷戦の最中に映画界も別々の道を歩み、西ドイツではアメリカや西欧の映画が盛んに輸入され、東ドイツでは国営会社DEFAによって独自の社会主義的な映画文化が育まれた。そうした映画文化の分岐は、映画ポスターにも及び、西では、アートフィルムを配給する会社が新世代のグラフィックデザイナーを積極的に起用し、時に大胆なタイポグラフィに訴えた鮮烈なポスターが制作された。一方で東では、DEFAの采配のもと、内省的ではあるが宣伝美術の枠にとらわれない自在な表現が生み出された。
「戦後ドイツの映画ポスター」展は、2017年1月29日まで。4月19日から京都国立近代美術館に巡回する。
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